![チ・カ・ラ。](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001673/0016739411LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 児童書
- 1205-02-12
チ・カ・ラ。
![チ・カ・ラ。](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001673/0016739411LL.jpg)
定価 ¥1,540
220円 定価より1,320円(85%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2011/11/18 |
JAN | 9784092905498 |
- 書籍
- 児童書
チ・カ・ラ。
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
チ・カ・ラ。
¥220
在庫なし
商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
ミブズの家系は13歳の誕生日に不思議なチカラが現れる。どんなチカラが現れるのかはその時までわからない。そんな誕生日の2日前、父さんが事故に巻き込まれたとの知らせが飛び込んでくる。 上の兄は電気を作るチカラ、下の兄は水から嵐をうむチカラを持っている。そのチカラは自分で選べず、コン...
ミブズの家系は13歳の誕生日に不思議なチカラが現れる。どんなチカラが現れるのかはその時までわからない。そんな誕生日の2日前、父さんが事故に巻き込まれたとの知らせが飛び込んでくる。 上の兄は電気を作るチカラ、下の兄は水から嵐をうむチカラを持っている。そのチカラは自分で選べず、コントールすることも難しい。そのためミブズの家族は人の少ない地域に引っ越しし、兄達は家庭学習をしている。 事故に遭い目覚めない父さんを救うことができるかも知れない。自分のチカラは「目覚めさせる」ことだと確信したミブズは、聖書の移動販売のバスにこっそり乗り込む。しかしどうやら自分のチカラは、そういうものではないと気付くのです。 自分ではどうしようもないものが13歳の誕生日に目覚めるということは、ティーンエイジャーとなり自分ではどうしようもない心身の変化に直面することを表わしているのかも知れません。 こうなりたい自分がいるのに、そうなれない自分という現実。自分が求めたチカラは与えられず、力に翻弄されてしまうミブズ。こんなのは私じゃない。その思いは不思議なチカラに関わらず13歳の誕生日を迎える頃にやってくるものかも知れません。 ミブズは父さんの元に行く途中で、様々な人の想いに触れます。騒動に巻き込まれたバスの運転手、教会の姉弟、自分の兄弟。知りたかった想い、知りたくなかった想い、知らなかった想い。でもそれはチカラによって与えられたものではなく、ミブズがそれぞれの人たちと正面から向き合ったからこそ触れることができた想いかも。 自分ではどうしようもない自分。それをコントールして折り合いをつけていく。なりたかった自分でない自分もいいものではないかと思える。読後、「自分を自分らしく幸せにしてくれる、あなたのチカラはなんですか?」という帯の惹句が心に響きます。
Posted by
13才の誕生日を迎えた途端に何らかの「チカラ」が表れるボーモント家の血筋。制御できるようになるまでは学校に行かず、自宅でお母さんに様々なことを学ぶことになっている。そのチカラが引き起こす騒動を、ティーンエイジャーならではの感情、考え方とからめて軽妙に描いていて面白かった。 ファン...
13才の誕生日を迎えた途端に何らかの「チカラ」が表れるボーモント家の血筋。制御できるようになるまでは学校に行かず、自宅でお母さんに様々なことを学ぶことになっている。そのチカラが引き起こす騒動を、ティーンエイジャーならではの感情、考え方とからめて軽妙に描いていて面白かった。 ファンタジーではあるが、登場人物たちが、大人も含め誰も少なからず問題があって、そのことがリアル感を出している。
Posted by
原書のタイトルは「savvy」。能力、コツ…という意味だそうです。 初めて知った単語です。 田中亜希子さんはこれを「チカラ」と訳されました。 ボーモント家の家族は不思議なチカラを持っていて、13歳の誕生日すなわちティーンエイジャーになるとチカラが開花します。 お話は主人公ミブス...
原書のタイトルは「savvy」。能力、コツ…という意味だそうです。 初めて知った単語です。 田中亜希子さんはこれを「チカラ」と訳されました。 ボーモント家の家族は不思議なチカラを持っていて、13歳の誕生日すなわちティーンエイジャーになるとチカラが開花します。 お話は主人公ミブス(正しくはミシシッピ)の13歳の誕生日の前日にお父さんが交通事故で重体、との知らせが。 自分のチカラでお父さんを目覚めさせることができる、と信じ込んでしまったミブスは、140km以上離れたお父さんの入院する病院まで冒険します。 登場人物のキャラが人間味あふれていて魅力的。たとえ人間離れしたチカラを持っていても、感情はいたって普通。 遅刻魔リルが好き。大切な人に会うことさえ遅刻してしまうなんて。
Posted by