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虚無回廊
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2011/11/17 |
| JAN | 9784198632854 |
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
小松左京氏の最後の長編にして未完の大作ということである。 苦労したがとりあえず最後まで読み切った。 地球から5.8光年離れたところに長さが2光年もある異常に大きい円筒形の構造物(SS)が現れる。生身の人間が調査に行くには遠すぎるので、AE(人工実存)という、知能だけではなく自我も...
小松左京氏の最後の長編にして未完の大作ということである。 苦労したがとりあえず最後まで読み切った。 地球から5.8光年離れたところに長さが2光年もある異常に大きい円筒形の構造物(SS)が現れる。生身の人間が調査に行くには遠すぎるので、AE(人工実存)という、知能だけではなく自我も持つような存在を研究していた人物の分身であるAEを送り込む、というところまでが序章。ここまででもボリュームがあり、内容もかなり濃密。 そのAEが地球との交信を自ら断ち、SSの調査へ自ら乗り込んでいくというところが本編。要するに本編には生身の人間は登場しない。AEは自らの別人格を作り上げ、それぞれに名前と役割を与え、その人格間でやりとりをしながら話が進んでいく。人格たちは通常はプログラム上の存在だが、スーツをまとって実体化することもできる。 SSの中には宇宙各地のさまざまな知的生命体がなぜか集まっていて、さながらゴキブリホイホイのような状態になっている。この辺から、といっても本編が始まってすぐだが、だんだん著者の想像力についていくのが厳しくなった。 で、いよいよこれからというところで中断してしまう。 何しろスケールが大きく、哲学的な面もあり、すごい作品ということは分かりつつも理解できない部分も多かった。
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AIに関する倫理(ethics)がここ5,6年工学系の学会で目にするようになっている。それを30年以上前のこの本で目にすると、SFすごいな、と本当に思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小松先生が書いた小難しい理屈はすべてスルーして、ストーリーのみを読んだけれど、読み終わってから思うに、小松先生が本当に言いたかったのは小難しい理屈なんだなあと思いました。 あと人物の描き方は20世紀ですよね。未来なのに古くさい。未来で過去を見る感じです。しかたないけど。
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