知識ゼロからのオーケストラ入門

西本智実【監修】

• 内容紹介: //付属品～CD付
• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2011/11/11
• JAN: 9784344902367

商品レビュー

2019/06/19

3/31はオーケストラの日
「ミミにイチ番」「ミミにイイ日」と読めることが由来。
オーケストラに近づくための一冊を。

2018/04/03

借りたもの。
指揮者・西本智実氏による、オーケストラ解説。
曲の解説はどれも踊るような文章で、それこそ指揮棒を振っている氏の境地、とても楽しそう・嬉しそうな雰囲気がある。
楽器の特色などの解説では、オーケストラにおける役割をわかりやすい例えを用いて表現していて、面白い。

西本智実氏の指揮者の一日の密着に、指揮者の仕事内容、完成されたオーケストラの裏側をみる。
作曲家の意図、当時の時代背景の勉強、譜面を読み込む等、沢山の努力に裏打ちされていた。オーケストラが総合芸術であることを、改めて思う。
オーケストラのフォーメーションが時代毎に変わっていること、そこに作曲家あるいは指揮者の意図がある事など、薄い本なのに興味深い内容が多かった。なので☆4。

付属CDには氏による指揮の楽曲も収録。
ダイジェスト版で、書籍本文の解説に沿ったパート部分を収録。
『CD付き 名曲を聴きながら旅するオーケストラの絵本』( https://booklog.jp/item/1/4833420732 )よりも聴きやすい。切り方が自然で……
壮大な曲の一部分だと、フェードが入って再生されたり、終了するので、自然に終わってゆくような落ち着きがある。

2016/10/29

2016年58冊目。

世界が誇るマエストロ・西本智実さんによる、オーケストラの基礎の基礎。
各楽器の説明とオーケストラ全体の中でになっている役割がわかりやすい。
そして何よりこの本で一番良かったのは、リハーサルを指揮者はどう進めていくかの部分。
ミスがあった際に、その場で細かく修正するのではなく、「次までに修正してくる」というプロ同士の信頼の元に次々と進めていくそう。
そうして発展していけるチームは素晴らしいと思う。