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吾輩は猫である 文春文庫
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吾輩は猫である 文春文庫

夏目漱石【著】

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吾輩は猫である 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/11/10
JAN 9784167158057

吾輩は猫である

¥220

商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2022/08/07

誰もが知っているフレーズて始まる、漱石の処女作。 猫の飼い主は恐らくは漱石自身であり、それをネコ目線で批判したり、またネコを借りて自己の世評、思考を書き記しており未だ斬新な小説と思う。猫の飼い主、珍野苦沙弥(笑)は偏屈な人として描かれているが迷亭、寒月、東風を中心とした人物たちが...

誰もが知っているフレーズて始まる、漱石の処女作。 猫の飼い主は恐らくは漱石自身であり、それをネコ目線で批判したり、またネコを借りて自己の世評、思考を書き記しており未だ斬新な小説と思う。猫の飼い主、珍野苦沙弥(笑)は偏屈な人として描かれているが迷亭、寒月、東風を中心とした人物たちが訪問しては楽しく、知的な会話を繰り広げるところが楽しい。また、奥方をはじめとした珍野一家の描かれ方も家族の有り様として興味を持って読んだ。寒月の嫁やバイオリン、銭湯、泥棒等、様々なエピソードを、日常生活で使いたくなるようなとてもユーモアある文体で描かれていて楽しい。古い小説であるがゆえ、少々理解に苦しむ書き方や、強烈な差別用語、時折日露戦争中と感じさせる文が見受けられます。淡々とした猫の語り口は、そのまま落語の台本になりそうです。森見登美彦の文体を思い出しました。勿論こちらが元祖ですが。 本筋から大きく脱線していく箇所も多々あり、また、長編でもあるので、少々読みにくく万人にはお勧めできないが、読んで損はないと思います。

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2021/12/01

2021年12月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2021/1201-10958.html

Posted by ブクログ

2016/07/28

ようやく読んだ。 漱石は好きだが、デビュー作を読んでいないと気づいて読んでみた。 とにかく、字がびっしり。 読んでは止まりを繰り返し、たまに息抜きと称して別の本に手を出し、やっと読み終えた。 つまらないわけでは決してない。 主人と細君のケンカ、迷亭の冗談に始まり、詩人は逆上をイン...

ようやく読んだ。 漱石は好きだが、デビュー作を読んでいないと気づいて読んでみた。 とにかく、字がびっしり。 読んでは止まりを繰り返し、たまに息抜きと称して別の本に手を出し、やっと読み終えた。 つまらないわけでは決してない。 主人と細君のケンカ、迷亭の冗談に始まり、詩人は逆上をインスピレーションと称して勿体ぶっているとか、学者作家は頭を使う上に貧乏だから栄養不足で禿げているとか、寒月君のバイオリン購入談など、ものすごく面白い。 ただ、読むには時間がかかった。

Posted by ブクログ

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