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絵になる子育てなんかない
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2011/10/27 |
JAN | 9784344020832 |
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商品レビュー
3.6
26件のお客様レビュー
子育てに真剣に向き合っている印象の小島さんと、全ては「自然」からの視点で捉える養老先生の子育て対談という、噛み合っているんだかズレているのだかよくわからない対談で面白かった。 「変質する世界」に収録されていた、ぶっ飛んでいた養老節を思い出す。他のジャーナリストや学者さんが微に入...
子育てに真剣に向き合っている印象の小島さんと、全ては「自然」からの視点で捉える養老先生の子育て対談という、噛み合っているんだかズレているのだかよくわからない対談で面白かった。 「変質する世界」に収録されていた、ぶっ飛んでいた養老節を思い出す。他のジャーナリストや学者さんが微に入り細に入りコロナ問題を議論する中で、養老先生は人間という生物の生き方そのものとは、みたいな高見からの意見で、印象に残っているのは養老先生のエッセーだけだ。 第一パンチは「哺乳類の子育てが始まったのは6000万年前。人間はせいぜい25万年でそこに意識を持ち込んで、自然である子供をコントロールしようとしている」という話。ドキュメンタリーで見るシロクマやオオカミの子育てを思い出し、その延長に自分の子育てがあるという見方が目から鱗だった。 その文脈で、早期教育や小学校受験、中学校受験はいわば抜け駆けであり、長い目で見れば結果は同じ、早期英語教育をしたところで、もし自分がそれなりの成果を出せば誰かが翻訳してくれる、という、一見乱暴な議論も、本当に何がしたいのか、人を育てる目的は何で、何を目指しているのかが定まっていれば話は簡単だという議論に納得。さらにその延長として、グローバル化も、ローカルがしっかりしていればグローバルがついてくるのであって、グローバル化しようと他に追従しようとする姿が間違っている(中身が伴っていない)という議論には色々頷く部分があった。英語が話せること等の能力はフリルであって、その能力で何がしたいのかという議論が抜けているということに気づかせてもらえた。 男性が育児をすべきかという議論には、家事育児を公平にと考える小島さんとのズレが激しくてこれも面白い。養老先生の場合、子育ては母がメイン、でも子育てだけしていればいい状態はむしろ理想的で、それに文句を言うのは贅沢だという考えらしいが、その考えの元は「自然界ではメスが子育てしている」という事実と、自身の母親がシングルマザーの女医という、なんとも特殊な環境で育ったことにある。他の男性が発言したら「は?」というところも、先生の場合は自身を含めて人間をあくまで動物としてのオスメスで捉えている感があり、世間一般とのずれが激しくて面白い。そして時間がある人は山林の手入れに手を貸して欲しいというぶっ飛んだ結論。 その他印象に残った部分 原発の失敗:平均的な人間の能力内に収まっていなかったことが根本的な問題。現場にはそれに率先して対処しよう責任をとろうというエリートはいなかった。 「ある程度の年齢になったら、育ちがああだった、こうだったと言わないことです。育ちのせいにしない。過去は全部チャラ。それが大人になるということです」 一次産業=自分の力で生きることの重要性。
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自然に反する子育てを真っ向から否定する主張には大体頷けた。お受験や早期教育は抜け駆けして安心したい親のエゴ。子育ては絵にならない瞬間の連続。外野に惑わされず、確かなものだけを見つめて生きたい。
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まずタイトルにどきっとする。絵になる子育てにしてることってたくさんあるぞ私、と。 「子育ては自然である。」という養老さんの説に沿って繰り広げられる対談本。 面白かったのはテレビでホームドラマが流れるようになって、一個のカメラが撮っている画像を全視聴者が見るという非常事態が続い...
まずタイトルにどきっとする。絵になる子育てにしてることってたくさんあるぞ私、と。 「子育ては自然である。」という養老さんの説に沿って繰り広げられる対談本。 面白かったのはテレビでホームドラマが流れるようになって、一個のカメラが撮っている画像を全視聴者が見るという非常事態が続いているという話。目は普通共有してなくて皆違うものをみてるのにそれを忘れてしまっていると。母親が見ているものと子供が見ているものは違うのだということ。 そしてわるい叔父さんの意義。その人の器なりの人生。社会でどうやって人の役に立つか。二地域居住制。どん底に落ちたら掘れ。
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