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内藤湖南への旅
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
発売年月日 | 2011/10/24 |
JAN | 9784894348257 |
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内藤湖南への旅
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
京大東洋史学の泰斗、内藤湖南膨大な業績から、我々は何を学ぶことができるのか? 私事ですが吉野作造研究に従事する身として吉野の中国論を読む上でスルーできないのが内藤湖南。日本東洋学における富士の如く霊峰にして泰斗ながら忘れ去れた思想家として定位しているのが実状だろう。 吉野研究の絡みで、本書を手に取ったが、読んでみて面白かった。 本書は、内藤の人生と学問、そして彼の生きた時代の精神と、関連する人物や後継といった群像を温かい敬意をもって精緻に描いた一冊。 内藤湖南の魅力とは何か。 「古代から清朝衰亡までの全体を実感をもって押さえただけでなく、有史以来の歴史意識の発生と発展の過程を丹念に辿るという壮挙を成し遂げた歴史家」 定番ですがこういうのもあります。 山根幸夫「日本人の中国観 : 内藤湖南と吉野作造の場合」、『東京女子大學論集』(19,1968)。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110005053293
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タイトル通りの内容w 京都学派の代表的中国学者・内藤湖南に関するエッセイ。 内藤湖南の生い立ちから、学問上の業績を駆け足で追いかけ、京都学派の中国学の展開を述べています。 ジャーナリストから始まった湖南が、やがて学者として京都大学に入ったころ、同時期の作家や哲学者らが何をしたのかという話は面白いです(^O^) ただしエッセイなので、著者の旅紀行も度々出て来ますが、正直余計かな?(;^_^A 小島祐馬や宮崎市定などの他の研究者たちの説も述べられていますが、歴史家だけでなく哲学者や文学者のもあるのは、学問の流れを考えるうえで史学・哲学・文学が不可分の関係にあると言いたいのでしょうか? 出版人について述べられてるのは面白いです。 現代の靖国問題や反日感情などの日中対立、はては中国の将来についてまで言及しているのは、もう湖南と関わりなく著者個人の感想ですねw 「支那」という語が頻繁に出てくるのは、まぁ戦前の中国学について述べるには仕方ないことでしょう(^O^; ニン、トン♪
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