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ネイティブ感覚に近づく英語のニュアンス
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 開拓社 |
発売年月日 | 2011/10/20 |
JAN | 9784758913065 |
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ネイティブ感覚に近づく英語のニュアンス
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英語の文法、語法に関する話で、3つの章に分かれている。1つは2つの類似表現の微妙な違いを扱うもので、いわゆる与格構文と二重目的語構文、壁塗り交替、補文標識thatの有無、など大学英文法で扱うような感じのもの。もう1つは1つの形式が2つ以上の意味を持つ曖昧文について紹介したもの。...
英語の文法、語法に関する話で、3つの章に分かれている。1つは2つの類似表現の微妙な違いを扱うもので、いわゆる与格構文と二重目的語構文、壁塗り交替、補文標識thatの有無、など大学英文法で扱うような感じのもの。もう1つは1つの形式が2つ以上の意味を持つ曖昧文について紹介したもの。これも大学英文法で言えばnotとか副詞の作用域の話など。最後の章は基本単語の「意外な意味」だが、countが「重要である」とかparticularで「(好みに)うるさい」とか、大学受験のレベルも含まれている。 ともすればたくさんの事項が羅列されているだけで、英語の専門でない人にとっては明らかに面白くなさそうというのも事実ではあるが、英語の教員なら読んでおきたい1冊だし、まだまだ知らないことや気付かなかったこともたくさんあって、実際面白かった。*He helped me to solve the problem, but I couldn't.が非文となる、とかin the trainとon the trainの違い、またIt was possible that he swam across the river.は for him to swimの形とは異なり実際に川を渡ったことを含意している、とか、面白かった。They made Mike a lawyer.よりThey made Mike become a lawyer.の方がいい、とかI made Mary interested in psychology.と~ be interested in とした場合との違い、など、こんな細かいこと気にしてなかったけど、やっぱり違いがあるんだなあと思った。ただ部分否定と全部否定のところで、always not型は全部否定、と断定されているが、これはそうとも限らない、ってどっかで読んだ気がする、とか疑問に思うところや不定詞と動名詞の違いの話がやや分かりにくかったりしたところもあったけど。2章の曖昧文も同じように面白く、Tom bought Kate a watch and Sally a ring.なんて、この前「省略」の授業をしたが、この文を課題にすれば良かった、と思った。 2章までとは違って、3章の単語の意外な意味に関しては、文法の話が苦手な人でも英語に興味のある人なら絶対に面白い章だと思う。例えばWe've got it in the bag.の意味は?I want you to level with me.は?あるいは「油っこい料理は胃にもたれる」は英語で?「彼の顔にうっすらと汗がにじんでいた」を英語で言えるか?など、自分の英語力を試せるし、覚えておこうと思う表現もたくさんあって、勉強になった。(15/02/07)
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