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ロシア正教のイコン 知の再発見双書153
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2011/10/20 |
JAN | 9784422212135 |
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ロシア正教のイコン
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ロシア正教のイコン
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
ロシア正教のイコンについての入門書 イコンがどのような考え方で受け継がれているのか、描き方のルールなどについて、初学者向けに丁寧に解説されている 図像や写真が多く載せられているので読みやすいが、読むにはある程度ロシア正教や東方正教の知識が必要
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映画「アンドレイ・ルブリョフ」見て以来、イコンについて勉強中。もう少し他の読んでみよう。この1冊でざっくりとした知識は得られました。
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<目次> 第1章 ロシアの「プリミティヴ・アート」 第2章 「人の手によらない」像 第3章 「新しい国民」と初期のイコン 第4章 伝統と革新 第5章 本物の像から聖なる像へ 資料編 1 教義上の根拠 2 アンドレイ・ルブリョフに関する資料 3 16世紀と17世紀のイコン崇敬 4...
<目次> 第1章 ロシアの「プリミティヴ・アート」 第2章 「人の手によらない」像 第3章 「新しい国民」と初期のイコン 第4章 伝統と革新 第5章 本物の像から聖なる像へ 資料編 1 教義上の根拠 2 アンドレイ・ルブリョフに関する資料 3 16世紀と17世紀のイコン崇敬 4 イコンは芸術作品か? 5 神学の復興 6 イコンのための学問 ========================= <第2章 「人の手によらない」像> イコンとは、キリスト教の「人の手によらない像」としてビザンチン帝国に誕生したが、決して順調な誕生ではなかった。 8-9Cにはイコノクラスム(聖像破壊運動)が何度も起こった。 その根拠は「偶像崇拝反対」であったが、ダマスカスの聖ヨハネは「受肉」を根拠にイコンを擁護した。 その結果、イコンは「髪が姿を見せる場所」としてパンやぶどう酒に同じものとされ、第二ニカイア公会議で承認された。 イコンは当初、「美しさ」よりも「本物」であることが重視されたが、持ち運びできることから、「幕屋(移動式の神殿)」と同一視され、徐々に奇跡を起こすものとして「派手」になり、町中を練り歩くこともたびたびあった。 <第3章 「新しい国民」と初期のイコン> 10Cキエフ大公ウラジーミルはキリスト教の洗礼を受けいれ、その後ロシアは東方正教会を受け入れた。 それに伴い、ビザンチンからイコンもやってきて、それは「タタールのくびき」が始まり、両者のつながりが弱まる12Cまで続いた。 しかし、現在それらはあまり残っていない。 なぜならイコンは「生きているもの」とされ、上書きされるのが常であったからである。 <第4章 伝統と革新> イコノスタシスはロシアで生まれた(16Cごろ?)。 イコン画家はモデルを用いず、無から想像することが、賢者の素質であると称賛されていた。 14,15cは聖人のイコン、18cには歴史のイコンが増えた。 <第5章 本物の像から聖なる像へ> イコン画家は個性よりも、信心深さが大切にされ、そこにさらに芸術性が加味される。 思いつきで書くことは規制されているが、それは増えすぎ、大量生産されるそれらに対する規制でもあった。 <第1章 ロシアの「プリミティヴ・アート」> このような経緯をたどってきたイコンであるが、19Cにはロシアの「プリミティヴ・アート」として、再評価され有名な画家が買い求めたり、コレクターが出現した。 ロシア革命で大量破壊を蒙ったが、免れたものは美術館に収容され、現在でも主要な展示物となっている。
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