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私と宗教 高村薫、小林よしのり、小川洋子、立花隆、荒木経惟、高橋惠子、龍村仁、細江英公、想田和弘、水木しげる 平凡社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2011/10/17 |
JAN | 9784582856088 |
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私と宗教
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
10人の有名人が自身と宗教の関わりについて語る。基本的にはインタビュー。登場するのは、 高村薫(小説家)、小林よしのり(漫画家)、小川洋子(小説家)、立花隆(ジャーナリスト)、荒木経惟(写真家)、高橋惠子(女優)、龍村仁(映画監督)、細江英公(写真家)、想田和弘(映画監督)、水木...
10人の有名人が自身と宗教の関わりについて語る。基本的にはインタビュー。登場するのは、 高村薫(小説家)、小林よしのり(漫画家)、小川洋子(小説家)、立花隆(ジャーナリスト)、荒木経惟(写真家)、高橋惠子(女優)、龍村仁(映画監督)、細江英公(写真家)、想田和弘(映画監督)、水木しげる(漫画家)。複数の雑誌?ムック?に掲載された記事をまとめたもののようで、インタビュワーが異なったり、文体が違ったりして若干読みにくい。 一言に「宗教を信じる」と言っても、1か0かではっきり切り替わるわけではなく、ぼくのように習慣として初詣には行くけれどそれだけという人から、どっぷり浸かって生活のすべてが宗教次第という人まで、グラデーションになっているのだな、と思った。宗教の持つ哲学の部分、あるいは教祖とされる人の生き様に影響を受けたり賛同したりするのはぼくも不思議とは思わない。それはぼくが現代科学を信用していたり、民主主義を正しいと思ったりしているのと本質的な違いはない。宗教がわからない、というぼくの問いも、少し形を変える必要があるようだ。 「宗教の持つ非論理的な部分を理屈抜きで信じ込んだり、宗教の一般論としての行動指針を無批判に受け入れてしまう気持ちがわからない」 本書に登場する人たちは、グラーデションの中でぼくが理解できる範囲で宗教と関わっている(あるいは関わっていない)人たちであって、特段違和感を感じなかった。釣りが好きな人もいれば、興味のない人もいる、という感じ。天才アラーキーをはじめ、芸術畑の何人かは何言っているのかいまいちよくわからないけど、それはまた別の話。 現代日本とは比べ物にならないくらい、日々の生活の中に宗教が根を下ろしている外国人の話が聞きたかった。
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善男善女でない私がたどり着いた死生観が「空・縁起」なのです(高村薫(1953-、大阪府))◆わしの中の宗教心と近代主義をどう折衷するかが問題だ(小林よしのり(1953-、福岡県))◆超越者ではなく伴走者としての神(小川洋子(1962-、岡山県))◆ぼくが宗教嫌いになった理由(立花...
善男善女でない私がたどり着いた死生観が「空・縁起」なのです(高村薫(1953-、大阪府))◆わしの中の宗教心と近代主義をどう折衷するかが問題だ(小林よしのり(1953-、福岡県))◆超越者ではなく伴走者としての神(小川洋子(1962-、岡山県))◆ぼくが宗教嫌いになった理由(立花隆(1940-、長崎県))◆照れるけど「幸福写真」はいい!!(荒木経惟(1940-、台東区))◆女優という職業、そして信仰(高橋惠子(1955-、北海道標茶町))◆おおいなるもの、目に見えないものをいかに映像化するかが最大の挑戦です(龍村仁(1940-、兵庫県))◆ポンペイ、広島、アウシュヴィッツの悲劇を静かに伝える(細江英公(1933-、米沢市))◆患者さんと健常者を隔てているカーテンを取り除く(想田和弘(1970-、栃木県))◆人物ルポ 水木しげる―宗教とアニミズムを分けるものは何か(水木しげる(1922-、鳥取県)) 編者・聞き手:渡邊直樹(1951-、東京都) 聞き手:藤田庄市(1947-、東京)、千葉望(1957-、岩手県)、大泉実成(1961-、東京都)、長薗安浩(1960-、長崎県)、樫尾直樹(1963-、富山県)
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6人のインタビュアーの手腕が光る。 それぞれの宗教観が語りうる形で示される。それは素朴で、説得力がある語りだった。
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