スウェーデン民話名作集(2)

藪下紘一【訳】

• 販売会社／発売会社: 春風社
• 発売年月日: 2011/09/01
• JAN: 9784861102882

商品レビュー

2012/11/09

この巻はどこかの童話から派生したような内容のものが多かったです。
でもスウェーデンで馴染むように改変とかされていて、やっぱり知っているような、知らないような。そんな短編集。

2012/07/03

民話は、その土地で生まれたものもあれば、よその国から入ってきて変化したものなどがあるらしい。
そういえば、最後に収められている『至福の島』は、ウェールズだったかブリテンだったか。とにかく、イギリスの昔話に似たようなものがあったと思う。

2012/02/11

敵方のモンスターとして、トロールの出現率が高い。でも日本人がトロールと聞いてぱっと思いつくあの造形とは、どうも違うらしい。水系トロールはどうやら美形のようだし、羽の生えたトロールもいるし、どうやら多種多様みたいです。ストーリーはあいかわらず「なんでだ！」というオチが多くて楽しめる。スウェーデンの狼男は、「人間が狼の皮をかぶって呪いで変身」というパターンのようだ。助けてくれる動物は、王子やお姫様の呪われた姿で、特定の部分を刺されて殺されると呪いが解けるというパターンも多い。