最新版 子どものしかり方がわかる本 しかる=虐待になっていませんか？ Como子育てBOOKS

コモ編集部【編】

• 内容紹介: 私は子どもを「しかって」いるはずなのに、それがいつか「虐待」になってしまうのでは…。そんな不安にかられているお母さんたちがふえているようです。実際、テレビや新聞などでは、毎日のように子どもの虐待死がニュースになっています。そんなお母さんたちの大きな味方になるのが、本書です。この本では、親も子どもも楽になり、良好な親子関係が築けるようなアドバイスがたくさん詰まっています。内容としては「しかってばかりの自分がいやになりそう ママたちの体験談」、「しかるってなんだろう 専門家の先生といっしょに考えてみよう」、「コラム 虐待としつけの違い」、「シーン別 しかるとき、しからないとき」、「感情的にしからないための自分見直し作戦」、「しかられやすい子どもたちの傾向と対策」「自分でがまんできる子に育てるためのルール作り」といった項目で、同じような体験をしてきたお母さんたちの声、専門家の提案など多面的にアドバイス。子育てが苦しい、毎日イライラする、なにをするのにも躊躇してしまう…そんなお母さんたちにぜひ読んでほしい1冊です。
• 販売会社／発売会社: 主婦の友社
• 発売年月日: 2011/10/13
• JAN: 9784072806500

商品レビュー

2020/03/13

雑誌「コモ」の編集者が、たくさんの子育てエピソードを聞く中でそれらをまとめたいとの思いで作られた本だそうで、ひとつの例に対しても色々な読者さんの反応や専門家の意見が載っている。
ので、な～んだ、同じことでも叱る人もいれば叱らない人もいるし、たったひとつの正解なんてないんだし。
目新しい知識は特に得られなかったけど、そういう意味ではちょっと安心させてくれる本でもあった。

2018/08/06

2018年8月6日読了。「叱る→怒る→虐待」につながらないよう、叱るべきときとはどんなときか・叱らない子育てとはどのようなものか説明する本。○○してほしい、こういう子になってほしいのにならない、という「親の期待感」から子どもをしかり続けても、子ども自身の人生経験の少なさから・また叱られ続けることによる自己肯定感の低下からまた同じことを繰り返してしまう、という悪循環になってしまうということか。命にかかわるときや他者を肉体的・精神的に傷つけようとしている場合などは烈火のごとく怒るべきで、それ以外は冷静に両親の感じたこと、こうしてほしいこと、を目を見ながら伝えることが大事、ということか。エモーショナルに叱ることは逆効果、という結論だが本当にそうなのだろうか…。母親向けに書かれた本のようなので父親である自分の実践にどこまでつながるか、という疑問もあるが。

2012/09/04

子供を叱るって、とっても難しい。怒るのではないし、子供にわからせたいことは、年令や時代や親の考え方（子育て方針）によって変わるだろうけど。感情的にならずに、大切なことをわからせる。難しいことを、シンプルにしてくれようと、プロ目線でのアドバイスもあり。なかなかの良書です。