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現代日本建築家列伝 社会といかに関わってきたか 河出ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/10/11 |
JAN | 9784309624358 |
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
現代日本建築家列伝---社会といかに関わってきたか (河出ブックス) (和書)2013年07月31日 16:03 五十嵐 太郎 河出書房新社 2011年10月8日 五十嵐太郎さんの本で建築の基礎的知識を得ようと思い最近良く読むようにしている。 この本の中で 『建築とは幾何学...
現代日本建築家列伝---社会といかに関わってきたか (河出ブックス) (和書)2013年07月31日 16:03 五十嵐 太郎 河出書房新社 2011年10月8日 五十嵐太郎さんの本で建築の基礎的知識を得ようと思い最近良く読むようにしている。 この本の中で 『建築とは幾何学的な形式によって空間を秩序づける芸術である』 とあった。 そういった秩序づける芸術というのは哲学に根拠をもつものだと思う。 そして哲学とはなんなのかと言えば弱い者につく姿勢なのだ。アリストテレスなどは弱者を見ず結果と原因の関係性の世界観を創りあげた。なぜそうなったのだろうか?それは奴隷制を前提にした世界の中で考え体系化しようとしたためその世界の弱者である奴隷に対する考察が抜け落ちたのだ。 それに対し他者が出てくるのだ。そういった世界を他者から見ることによってその世界の弱者であるものを見ることができる。他者と哲学の関係とはそういったものである。他者によって弱者を見てそして弱者につくことを根幹にした哲学が創造される。 だから現代にも他者はあるしそこから弱者への姿勢を根幹にした哲学が創られる。 そして建築の話に戻りますが建築が哲学を根拠にしているなら弱者への姿勢が根幹にあることになる。果たして建築とはそうありえるものなのだろうか? 五十嵐さんの本を読んでいると建築の世界がそういった『哲学』によっているかそれとも単なる『レトリック・追従・弁論術』によっているかを問うことを可能にしているように思える。非常にわかりやすく建築を考えることを可能にしている。だからといって五十嵐さんが哲学の人だとは言えない。どちらかと言うとレトリック・追従・弁論術の人にみえる。 しかしそういった他者と哲学による建築への視点を可能にしているのは一つの功績だと言える。
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戦後日本の建築家たちの思想の変遷と果たしてきた役割を時代の流れや世界における日本の立ち位置も織り交ぜて読み解く。 建築家の師弟関係、哲学が体系的に理解できる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全く新しい空間体験、現代の都市からしか生まれないデザイン、今までにない画期的な構造、、、。終戦から現在まで、本書は、日本を代表する建築家たちが、何を求めて、どのように闘ってきたか、そのコアとなる概念と、表出としての「作品」について、実に明晰に、門外漢にも分かりやすく語ってくれる。「70年代生まれ」といった世代別にグルーピングした建築家たちの特徴をうまくとらえ、建築を取り巻く社会史の中に巧に位置づける手腕はさすがであるし、巻頭に掲げられた建築家系譜図はありそうでなかった労作であり、作品を見るうえでの一つの物差しとしてかなり有用だ。 ただ、一方で、本書における「英雄」の選択は、著者の価値観によるものであり、その裏には黙殺されている建築家たちの系譜も(決して少なからず)存在することは指摘しておくべきだろう。 彼ら(伊東豊雄が言うところの「茶碗を撫でる建築家」と重なる人々か?)は、前衛として新しい空間を作り出すことはなかったかも知れないが、建築の文化を深め、社会の中に静かに根を下ろす役割を果たしてきたはずだ。「建築」は不可避的に社会の中に埋め込まれた存在であり、芸術作品だけで都市が構成されることはない。 本書もまた、あくまで「列伝」であり、いわゆる「正史」としてとらえない態度が読者には求められる。
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