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心づくしの日本語 和歌でよむ古代の思想 ちくま新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2011/10/07 |
| JAN | 9784480066268 |
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心づくしの日本語
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心づくしの日本語
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
日本語のあいまいさや和歌の重層的な表現を探求する本作は、古典文学の新たな視点を提供します。和歌が持つ「心のあいまいさ」を通じて、作り手と読み手の間に生まれる創造的なコラボレーションを描き出し、読者に新しい解釈の可能性を提示します。特に、助動詞「ぬ」の使い方や、言葉の持つ多様な解釈についての考察は、和歌の奥深さを再認識させてくれるでしょう。著者は文学理論を駆使し、古代日本の詩的言語が持つ独自性を明らかにしながら、読者をその詩的実践に引き込む姿勢が印象的です。古典和歌を深く理解するための手引きとして、また新たな文学的視点を得るための一冊として、多くの人にとって魅力的な内容となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
ツベタナ・クリステワ氏の名前を、度々目にするようになった。 最初は『高校に古典は本当に必要なのか』で、必要だとする説が良くて、納得させられた。その後、『「竹取物語」から「かぐや姫」へ』という本も面白くて勉強になったのだが、その時に筆者の恩師として出てきたのだった。 心を謳う和歌...
ツベタナ・クリステワ氏の名前を、度々目にするようになった。 最初は『高校に古典は本当に必要なのか』で、必要だとする説が良くて、納得させられた。その後、『「竹取物語」から「かぐや姫」へ』という本も面白くて勉強になったのだが、その時に筆者の恩師として出てきたのだった。 心を謳う和歌の重層性、清音と濁音を書き分けないこと等による多様な解釈こそが、日本語の「あいまいさ」の根源を為すものである。 そこにあるのか、ないのか、どちらかではなく、どちらでもある可能性。真ん中というよりは、多元的と言っても良いのかもしれない。 面白かったのは助動詞「ぬ」が、完了か打消か。 どちらか一つを解釈と限定するのではなく、どちらである可能性も残してみてはどうか。 なるほど、先程挙げた竹取論で、「うつくし」は「可愛い」なんだと断定せず、「美しい」である可能性を見出だそうとした、その姿勢と確かに同じだなぁ。 確かに作られた和歌を、読み手が再度作り上げていくという不思議なコラボレーション。 そこに揺れがあるからこそ、きっと面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 「心」「日本語(言の葉)」「和歌」。 これら三つは密接につながっている。 日本語が発展したのは、和歌のおかげである。 日本人の世界認識の根源には「歌をよむ」という営為があるからだ。 「心」は日本の伝統文化のエッセンスであり、この叡知を定着させたのは和歌である。 しかし、近代以降、西洋文明の獲得と引き換えに、日本語が培った叡知を私たちは失いつつある。 その喪失を偲ぶとき、王朝文化における和歌の卓越が明らかになるだろう。 本書は、近代文明を相対化する視点をはぐくむものとして、古代文学を捉えなおす試みである。 [ 目次 ] 第1章 『竹取物語』―限りのない美と限りのない心 第2章 タブーと自由―人の心を種としたやまと歌 第3章 「月の影」とその彼方へ 第4章 「あいまいさ」の今昔 第5章 「月やあらぬ」とその英訳 第6章 日本語の限界と無限の表現力 第7章 外縁からのまなざし 第8章 助詞・助動詞のマジック・ミラー [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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和歌や日本語の美しさ、奥ゆかしさ。 他の言語との差異等々を哲学的、言語学的にいろんな観点から書かれているとても面白い本でした。
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