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三国志(第七巻) 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/10/07 |
JAN | 9784167259273 |
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三国志(第七巻)
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
さて俄然興味が湧くのは張魯である。漢中で平和そうな道教国家を主催、成功した大平道なのかなー。曹操に降伏するけれどもね。 のらりくらりと劉備はついに入蜀。 龐統がこんなあっさり退場するのかと愕然。 荀彧がさらにあっさりで唖然。
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着々と領土を広げる劉備。 そして、周瑜亡きあとも安定した強さを見せる孫権。 60歳を迎える曹操には、やはり彼らが脅威だったのだとは思う。 でもどちらにも義はないと思うんだよなあ。 他人が納めていた土地を奪い取って、勝手に領主になっているだけなんだから。 特に劉備に関して言えば、反曹操勢力の強い徐州はともかく、自分が困っている時に助けてくれた人たちからかすめ取っているわけじゃん。 なんであんなに『三国志演義』で聖人扱いされているのかわからん。 ”住所の定まらないことを『荘子』は、鶉居(じゅんきょ)といい、それが聖人のありかたであるというのであるが、ここまでの劉備がまさにそれであった。ただし聖人にはなれず、模倣者に終わった。儒学における劣等意識が、儒学的世界に反抗する行動をえらばせたが、じつは劉備には内的な課題はなく、たとえば人が協同して生活するという規範づくりには無関心であったことは否定できず、他者の幸福のために働くということもせず、ひたすら曹操にさからうことで自己の存在をたしかめ、衆望を得てきた。” 周瑜はもっと冷徹に劉備をぶった切る。 ”周瑜の目には、劉備は悪運の強い英雄としか映らない。” しかし、その悪運が大事なんだよね。 人物の出来としては周瑜の方がずっと上であったはずだが、彼は三十代半ばにして病で命を落とす。 彼が圧勝した赤壁の地で病を得たことも、歴史の皮肉を感じずにはいられない。 そして、周瑜が亡くなったことから、劉備一味は呉を振り回すことができるようになる。 孫権の妹を劉備の妻にすることで姻戚として劉備を従えたつもりの孫権と、そんなつもりのさらさらない劉備。 形だけの妻なんてどうでもよくて、孫権から預かった土地を自分のものとして、さらなる領土拡大を画策する。 次なるターゲットは劉璋だ! これまでの劉備の思想「為さざるは、為すことにまされり」から一転、攻めの姿勢で…って、諸葛亮の存在が薄い。 『三国志演義』では自身は動かなくても、水面下で八面六臂の大活躍をしていた気がするけど、史実には水面下が書かれていないので、こうなるわけか。 でも、諸葛亮って、大局的に物事を見ることができるし、行政手腕は長けてると思うけど、軍師ではないよね。 『兵法』はもちろん知っているだろうけれど、実際の戦いの場では机上の空論となったのではないかと思うのだけど。 そして、蜀には人材がいない。 だから諸葛亮にすべてが集中するしかない。 でも、ちらっと出て来た諸葛謹(諸葛亮のお兄さん)を見ても、賢いかもしれないけど、図抜けた才能というほどのものは感じられず、つまり、人材がいないからこそ自分を高く売るために諸葛亮は劉備を選んだのかもしれないと思った次第。 いろいろと姑息な人にしか今のところみえない。 なぜ曹操は魏の王どまりで、皇帝にならなかったのか。 これが今まで不思議だったのだけど、周の文王に倣ったのね。 初代は王。 つまり皇帝をたて、皇帝の下で良臣として存在し、二代目が皇帝を名乗る。 賢帝が暗愚かどうかはわからないけれど、少なくとも皇后が反曹操の動きをした時、自分の保身しか考えなかったという点で、大きなマイナス。 自分の妻すら守れない人に、縁もゆかりもない民衆を守れますか? ちなみに劉備は妻も子もさくっと見捨てます。
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このころの周瑜は辛くて見てられないみたいなところがある。 間を持たせたり感動的な演出をしたりすることなくサクサクころしていく宮城谷三国志だけど、たまにしみじみとしてしまう記述があるのが救いかな。 劉備はもう失うことができないから、ひとつひとつの失策が大きく響いてくる。 長坂で大...
このころの周瑜は辛くて見てられないみたいなところがある。 間を持たせたり感動的な演出をしたりすることなくサクサクころしていく宮城谷三国志だけど、たまにしみじみとしてしまう記述があるのが救いかな。 劉備はもう失うことができないから、ひとつひとつの失策が大きく響いてくる。 長坂で大逃亡を繰り広げてた頃が楽しさ(?)のピークだったかも。 孫権贔屓で読んでても合肥の遼来来は痛快。 曹操の孫権に対する高評価はなんだか面映ゆい。 じゅんいくエピソードは有名だからいいよね?と言わんばかりのあっさりさ加減だったね……
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