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丑三つの村
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丑三つの村

古尾谷雅人, 田中美佐子, 池波志乃, 田中登(監督), 西村望(原作), 笹路正徳(音楽)

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商品詳細

内容紹介 戦時下の昭和13年、山あいに数十戸が点在する小さな、閉鎖的な村。村一番の秀才とほめそやされて青年は、純粋に国を信じ、兵士として立派に戦うことに、自分の男としての生き方を見ていた。が、結核と診断された彼は、その望みを完全に断たれ、そればかりか村人たちからもツマはじきにされる。自分が生まれ育った村の、汚れきった血、汚れきった人間関係をつくづくと知らされ、ぎりぎりのところまで追いつめられた彼は、銃をとり、たった一人の戦場に出て行くことでしか、自分の生を確認する方法がなかった。「みなさま方よ、今にみておれでございますよ・・・・・・・」ブローニングの改造9連発ショット・ガンと日本刀で武装し、ハチ巻きに2本の懐中電灯をツノのように立てた彼は、ついに大量殺戮の火蓋を切る・・・。津山事件、津山三十人殺しは、 1938年5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重の貝尾・坂本両部落で発生した大量殺人事件である。事件によって、30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡、3名が重軽傷を負った。
販売会社/発売会社 松竹(株)(松竹(株))
発売年月日 2011/12/21
JAN 4988105063211
規格品番 DB5310
組数 1枚組
出演 古尾谷雅人,田中美佐子,池波志乃,夏木勲,原泉,五月みどり,大場久美子,石橋蓮司,山谷初男,南城竜也,新井康弘,ビートきよし
監督/脚本/音楽 田中登 【監督】,西岡琢也 【脚本】,笹路正徳 【音楽】
チャプター番号/チャプター名
DISC 1
1.丑三つの村
1.特報(約1分)

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2026/09/11

「鬼が鬼退治しただけのことや」の説得力

3回鑑賞したうえで書きます。これは名作。自分の中では「ランボー」や「アパッチ」と同じ文脈で語られてもいいんじゃないか、と思われる映画とも思ってます。敵が向こうは公的権力、こちらは世間という村社会の倫理、といった違いはありますが、我が日本という国では、権力よりも世間の同調圧力のほう...

3回鑑賞したうえで書きます。これは名作。自分の中では「ランボー」や「アパッチ」と同じ文脈で語られてもいいんじゃないか、と思われる映画とも思ってます。敵が向こうは公的権力、こちらは世間という村社会の倫理、といった違いはありますが、我が日本という国では、権力よりも世間の同調圧力のほうが恐ろしいことが多々ある、という認識を持つ自分からすると、「よくやった」という共感っぷりが溢れ出てしょうがなかったです。しかも向こうはプロの戦闘屋、こちらは兵役検査にも受からなかった、肺病持ちの村の秀才。それがやられっぱなしに終わらぬまま、復讐をしとげた。現実に起きた事件を基にしてることを考えると不謹慎であることは充分承知してますが、「よくやった」と自分は言いたい。映画の中だけで見れば、村の連中、ひどいでしょ。怒らないほうがおかしい。コロナん時の集団ヒステリーっぷりに心底絶望していた自分には継やんの気持ちがよくわかる。

1回目の時は名だたる女優陣のヌードや濡れ場、変な効果音等に邪魔され、本来の良さに気づかずにいた感がありましたが、2回3回と繰り返して鑑賞すると、まず女優陣の濡れ場がどうでもよくなり(田中美佐子のいたいけさは不変ですが)、変な効果音も、実は絶妙だと思い直せました。

前半の好青年っぷり描写や、決行時の、悪口を言わなかった家族に「静かにしとけや」といって何もせず出て行くところや、恨みのないおじさんに「どいてくれや」とさんざん頼んだあげく、どいてくれなかったから仕方なく打ち殺す、といったところの描写も、継やんの潔癖さが感じられて好感が持てた。

決行時間の丑三つ時が来て、一個一個装備していくところなんて、一緒になってテンションをあげてました(「タクシードライバー」にもこんなとこあったよね)。そこからまずおばやんを殺し、返り血をあびながら「俺を夜叉にしてくれ」と祈った後、怒涛の大殺戮に向かうクライマックスは、テンションあがりまくりの、ドーパミン出まくり状態でした。

一番憎いやつを殺せなかったのは残念だが、リアリティがあって良かった(ハリウッドなら殺せるように脚色するんだろうな)。とにかく自分としては観てる間中、継やんに共感しまくりで、自分でもびっくりします。

特に感じたのは題名にも書いたとおりの、「鬼が鬼退治しただけのことや」の台詞の説得力の高さ!まったくその通りと思ってしまいました。(あくまで映画の中の村人に対する思いです。現実の村人たちに対してではありません)

最後に自殺するのも日本人らしくて良い。

そんなこんなで、もしかしたら不謹慎かもしれないが、自分にとって、これは名作評価確定です。古尾谷さんの演技も絶妙。大好きな役者さんになりました。(もういないのが残念です)

kobu

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