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和本のすすめ 江戸を読み解くために 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2011/10/22 |
JAN | 9784004313366 |
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和本のすすめ
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和本のすすめ 江戸を読み解くために 岩波新書 新赤版1336 著:中野 三敏 最近とんと見かけなくなりました。 昔、親父がよんでいた囲碁の本が、和本で何冊がありましたが、箱にはいっているものがあったように記憶しています。 江戸期の出版事情で、書籍の発行部数は、世界で日本が一番...
和本のすすめ 江戸を読み解くために 岩波新書 新赤版1336 著:中野 三敏 最近とんと見かけなくなりました。 昔、親父がよんでいた囲碁の本が、和本で何冊がありましたが、箱にはいっているものがあったように記憶しています。 江戸期の出版事情で、書籍の発行部数は、世界で日本が一番であったとのこと。識字率といい、寺子屋をはじめとする、いわゆる読み書き算盤といい、なるほどと感じました。 本書は、和本は、江戸理解のインフラといっています。 気になったのは、以下です。 ■はじめに ・本には、①中国:唐本、②朝鮮:韓本、③西洋:洋書、に加えて、④日本:和本 があります。 ・印刷方法には、木版印刷での、板本と、手書きのままの、写本の2種 ・和本は、奈良から戦前まで作られていたようです。 ■江戸の出版事情 ・板本の種類は、整版、活字版、拓版の3種、17世紀までは、ほとんど貴族や僧侶の専有物であり、古版本とと呼ばれていたようです。 ・もともと、本屋は、京都にあり、江戸時代に江戸にも、後半には、地方にも広がっていったようです。 ・本の価格は現代価格で、平均5800円とあり、草子、浮世絵は、300円、1000円程度だった。 ・出版条例があって、京都所司代が、版元である本屋について規制をおこなっていました。 ・本の製作費は、原稿料23万6千、彫刻費26万1千と、全体の7割をしめていて、全体は70万ぐらいです。 ■和本には身分がある ・大名の蔵書 題簽(だいせん) ・物の本、草紙、地本 ■和本の作り方 ・原稿⇒清書(板下)⇒彫り⇒試し刷り⇒構成⇒本刷り⇒丁合い⇒中綴じ⇒表紙付け⇒本綴じ⇒袋入れ ■和本にはどんな本があるのか ・読本、咄本、洒落本、滑稽本、人情本、草双紙、地口・謎、年代記、往来物、道中記、劇書、浄瑠璃本、音曲、あふむ石、評判記、吉原本、細見、狂歌本、絵本、艶本、双六、刷りもの、等 ・色刷りは、1631年の塵劫記から ・遊女評判記、吉原細見、東海道中膝栗毛、春画、 目次 はじめに―いま、なぜ和本か。そして変体仮名のすすめ 第1章 江戸の出版事情 第2章 和本には身分がある 第3章 和本のできまるで 第4章 和本にはどんな本があるか 第5章 海外の和本事情 おわりに あとがき 索引 ISBN:9784004313366 出版社:岩波書店 判型:新書 ページ数:224ページ 定価:860円(本体) 発売日:2011年10月20日第1刷
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享保の出版条例は規制に非ず、など、流暢かつ柔軟な語り口で研究はもとより読み物としても上出来。「気合いで読める変体仮名」というのは名言である。古典に親しんできた者の文体であることは、すぐに分かる。
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積読していたが必要に迫られて読むことにした。江戸時代の出版(京都、江戸、大阪、おくれて名古屋など)のことが分かる、ありがたや。
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