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豆大福分析 だれもがハマる「損得勘定の落し穴」のカラクリ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央経済社 |
発売年月日 | 2011/09/28 |
JAN | 9784502442803 |
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豆大福分析
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
原価30円、売値100円の豆大福を落として売れなくなったらいくらの損か。豆大福は毎日売り切るので、落としたら売値分の損。でも会計上は売り逃した100円という数字は出てこないので、原価30円のマイナスと書くしかない。 もし在庫が十分にあって売り切れがなく、1日の終わりに在庫をゼロに...
原価30円、売値100円の豆大福を落として売れなくなったらいくらの損か。豆大福は毎日売り切るので、落としたら売値分の損。でも会計上は売り逃した100円という数字は出てこないので、原価30円のマイナスと書くしかない。 もし在庫が十分にあって売り切れがなく、1日の終わりに在庫をゼロにする商品(例:ドーナッツ)だったら、落としても損は0円。 伝統的管理会計手法はあぶない。レレバンス・ロストでそれが指摘されている。ザ・ゴールでゴールドラットは、正しい製品原価の計算は不可能だしその必要もないと言い切っている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
商品1つをムダにした場合の損失は売上分だったりゼロだったり、その後どのようになるかによって決まる。 これは、商売をすれば身につく感覚だろうが、自分にとっては新しいものの見方だった。 カフェなどでコーヒーをこぼしてもすぐに新しいものを持ってきてくれるのはコストがゼロだからのようだ。 以前アイスクリームを落としたことがあり、そのときその店は新しいものはくれなかったが、長持ちするアイスは損失がほぼ売上分になるからだったのかもしれない。(それ以外に店に対して印象悪く捉えてしまったのだが・・・) また、会計は"期間"の損益を計算するための道具であることを知った。 会計というものが絶対的なものかと難しく思っていたが、決して完璧なものでなく便宜的なものであることがわかった。 さらに、経営には興味を持っているが、ドンブリ勘定はだめで、ちゃんと財務会計に従わなければならないと思っていた。口別損益を計算するにはキャッシュを数えるだけで十分で、それ以上の理論やルールは何もいらない、ということが衝撃だった。 会計関連の本は大体が貸借対照表の見方などを説明していて、そもそもの必要性など根本的なところがよくわからなかったが、この本はそこに触れていた。自分にとって会計の入り口となるきっかけということで評価を★5個としました。 ◆印象に残った点をまとめ ・商品を一つ落とした - その日に売り切れる商品の場合→原価分の損(機会損失) - 売れ残る商品の場合→損失ゼロ - 売り切るために値下げする場合→値下げした価格分の損(機会損失) ※いずれにしても、最後までどのようになるかはわからない。 ・期間損益を計算する財務会計は、そのために実際のキャッシュの動きをほかの期間へずらすということが行われる。 経営判断で必要なのは一つの間違いもない完璧に会社の実態を表している指標であるが、これはキャッシュ(現金)以外になく、財務会計ではあり得ない。
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繁盛店の豆大福とドーナッツを落とした話から期間会計を主とする近代会計についての問題点について解説した一冊。 期間を人為的に区切り、その間の損益を算出する近代会計の罠についてなるほどと感じました。簿記などの会計の勉強は行いましたが、本書を読んで会計の本質に気付くことが出来ました。...
繁盛店の豆大福とドーナッツを落とした話から期間会計を主とする近代会計についての問題点について解説した一冊。 期間を人為的に区切り、その間の損益を算出する近代会計の罠についてなるほどと感じました。簿記などの会計の勉強は行いましたが、本書を読んで会計の本質に気付くことが出来ました。 また、会計の世界だけでは判断できないコストやストックの存在についてや今の会計用語の誕生についても書かれており勉強になりました。 また調剤薬局の経営の建て直しの話は実用的でとても面白いと感じました。 ただ、話の展開が変わる部分が多くその点で読みづらさも感じたのが残念でした。 漠然と行っている会計について繁盛店の豆大福から考えるという本書のコンセプトに感嘆するとともに期間会計について深い洞察が書かれており、これから企業の決算を見る際に新たな視点が加わりました。 そして、近代会計について考えるきっかけとなる一冊でした。
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