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新編 あいたくて 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/09/29 |
JAN | 9784101358215 |
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新編 あいたくて
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
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詩への理解度向上挑戦第一弾。 workmaさん、ご紹介ありがとうございました。図書館で予約できたものから、読んでみてます。 工藤さん、「あいたくて」が有名な作品かと思います。私もどこかで読んだことがあります。 詩の良さは、自由であることなのかなと思う。形式も表現も文字の形までも。ただ、最近は小説でも、そういう手法をとってくる方もいるので、一概に括れないですかね。 詩は、自身の感情から溢れる言葉といった認識でしたけれど、詩人という作家となると、その作品にどれだけ共感者を得るか、凡庸でなく汎用性の高い感情を表現できるかということになるのでしょうか。 ちょっと違うか? あまり説明しないところに感情の幅を持たせているのかな。読者の思考の余白を残すという技術なのかしら。 ・・・これじゃあ、駄目だ。詩に感情移入してない。りまのさんとまことさんのレビューが眩しすぎる。
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読んでいると、胸が痛くなるほど、共感できる詩が、あった。生きる歓び、温かくやさしい気持ち……そんな詩、よりも、切ないような、心が痛くなるような、そんな詩に、共感した。 佐野洋子さんの、あどけない絵が、素敵。 、、、心惹かれた詩 なぜ? べんきょうは なぜ しなくてはいけな...
読んでいると、胸が痛くなるほど、共感できる詩が、あった。生きる歓び、温かくやさしい気持ち……そんな詩、よりも、切ないような、心が痛くなるような、そんな詩に、共感した。 佐野洋子さんの、あどけない絵が、素敵。 、、、心惹かれた詩 なぜ? べんきょうは なぜ しなくてはいけなくて ひろった犬は なぜ すてなくては いけないのかなあ あの日 犬とわたしは 目があった 目があえば カナブンでも毛虫でも 見すててはいけない あれは 生き物の合図だから だいて帰るあいだだけ 犬もわたしも わらった 「せめて食べさせてから すてましょう」 と おとながいった いけない それは断じてやさしさではない 愛ではない ーーおなかをパンパンにふくらませて しっぽをふっていた子犬よ!ーー その夜わたしは 世界じゅうと 他人になった 歯は なぜ みがかなくてはいけなくて ひろった犬は なぜ すてなくてはいけないのかなあ 猫よ とおくにいっちまった 猫よ また 春がきたよ おまえが いなくなってからも 春は きちんとやってくる とおくにいっちまった 猫よ おまえのいない わたしの春は みんなのところに くる春と すこしちがう気がするのだけれど とおくにいっちまった 猫よ わたしが いなくなっても 春は いつもきっと だれかのところへ いくのだろうね とおくにいっちまった 猫よ おまえと わたしの いなくなった 春のそらには どんな風が 吹いているだろうね 猫よ 、、、「猫よ」の詩を読んで 先日、実家に一泊した。日曜日の朝、近くの河川敷を、散歩していて、どうしようもなく、切なくなった。今は一匹もいなくなっちゃったけれど、一緒に暮らしてきた猫たちと、よくここを散歩したものだ。…「猫よ」と、私もいいたくなった。 涙が滲みそうになったが、がまんした。 あいたくて だれかに あいたくて なにかに あいたくて 生まれてきたーー そんな気がするのだけれど それが だれなのか なになのか あえるのは いつなのかーー おつかいの とちゅうで 迷ってしまった子どもみたい とほうに くれている それでも 手のなかに みえないことづけを にぎりしめているような気がするから それを手わたさなくちゃ だから あいたくて こころ 「こころが くだける」というのは たとえばなしだと思っていた ゆうべまで 今朝 こころはくだけていた ほんとうに ひとつひとつ かけらをひろう 涙がでるのは かけらに日が射して まぶしいから くだけても これはわたしの こころ ていねいに ひろう
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わたしは、なんでうまれてきたんだろう この世に、どんなご用があるのだろう わたしにもできる「この世のご用」はあるのだろうか あるとしたら、それは、どんなご用だろう
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