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日本映画思想史
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日本映画思想史

佐藤忠男(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三一書房
発売年月日 1970/10/01
JAN 9784380702112

日本映画思想史

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2020/12/31

(01) 1970年頃までの邦画を各章のテーマに沿って作品を例示しながら論じている。テーマは、フェミニズム、時代劇、家、喜劇、戦争、悪玉、対米などで、溝口健二や黒澤明には個別の作家論が展開され、60年代の新しい潮流、企業や興行としての映画の問題、政治的情況における映画の立場なども...

(01) 1970年頃までの邦画を各章のテーマに沿って作品を例示しながら論じている。テーマは、フェミニズム、時代劇、家、喜劇、戦争、悪玉、対米などで、溝口健二や黒澤明には個別の作家論が展開され、60年代の新しい潮流、企業や興行としての映画の問題、政治的情況における映画の立場なども検討される(*02)。 日本に映画が芽生えてから70年、大衆化してから半世紀ほどを経過した時点でのまとめとしても読むことができる。 (02) 作品名だけでなく、例示される作家、俳優などの人物名も多い。作品そのものというよりも、物語や社会性の観点から映画に込められた「思想」を論じようと試みている。しかし、具体的な技術や方法についての検討は少なく、シナリオの解説はあるものの、ショットやデグパージュの検討までは、ほとんど至っていない。映画技術について分析と考察すれば、また違った思想が現れてくるようにも感じる。

Posted by ブクログ

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