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消費税か貯蓄税か
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消費税か貯蓄税か

白川浩道【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2011/09/17
JAN 9784023309456

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2019/11/09

普通。割とタイトル通り。 財政緊縮のパラドックスはそのとおりだが、リフレ派ではない。 三面等価の原則に基づきプライマリーバランスを健全化するための方策として消費税か、貯蓄税か、という議論であれば大いに意味がある。 高齢者の早期引退は社会保障との兼ね合いがあるから単純ではないの...

普通。割とタイトル通り。 財政緊縮のパラドックスはそのとおりだが、リフレ派ではない。 三面等価の原則に基づきプライマリーバランスを健全化するための方策として消費税か、貯蓄税か、という議論であれば大いに意味がある。 高齢者の早期引退は社会保障との兼ね合いがあるから単純ではないのではないか。 「引退せよ、保障はしない」なら良いのだが、なかなか困難だろう。 Stock課税→罰則 という考え方は良いと考える。 ただ、現在の家計部門の資産を国民経済計算の数値を単純に引用するのはどうなのだろうか。経済発展のインセンティブ「よく稼ぎ、よく使う」が理想なんだと考えるが、よく使うの方にプレッシャーを与える施策で結局家計部門が疲弊するか。

Posted by ブクログ

2011/09/30

企業収益が上がらず、個人所得も低下の一途をたどるなかでフローの所得税ではなくストックである貯蓄に税を掛けて、消費を刺激し景気を上昇させようという提言。内需の中心である消費を更に冷え込ませる消費税引上論に対する面白い発想で期待して読んだが、色々と貯蓄の名寄せ・控除額等の難題が山積し...

企業収益が上がらず、個人所得も低下の一途をたどるなかでフローの所得税ではなくストックである貯蓄に税を掛けて、消費を刺激し景気を上昇させようという提言。内需の中心である消費を更に冷え込ませる消費税引上論に対する面白い発想で期待して読んだが、色々と貯蓄の名寄せ・控除額等の難題が山積しておりまだまだ「案」として煮詰まっているようには思えないが、非常に意欲的な思考実験でもあるので是非とも更に深く検討を加えてもらいたいと思う。その期待度を含めての星三つです。

Posted by ブクログ

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