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刑事の子 BOOK WITH YOU

宮部みゆき【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2011/09/20
JAN 9784334927790

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刑事の子

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商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

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2021/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刑事の子 (BOOK WITH YOU) ハードカバー – 2011/9/17 宮部みゆきさんの作品。 本書は光文社文庫1994年10月刊の東京下町殺人暮色を改題したもの。 2011年に出た宮部作品新作では無いのでその点は注意を。 もちろん良い作品なので読んだことの無い方は是非どうぞ。 主人公八木沢順の住む下町付近で見つかる女性のバラバラ遺体・・・。 父の刑事である道雄と別視点で物語が進む感じも良い。 1994年に出た本なのでWebとかスマホは出てこない・・。 最初は犯人が見えてこないしどう解決するのだろうと思っていた。 それでも謎や伏線がきちんと回収されて見事に事件解決につながっている。 ごくごく自然に。 バラバラ殺人と思わせておいて実は被害女性たちを 世間に発見してもらい且つ少年法の問題点をえぐろうとした 才賀は怪物であるなと思った。 正直言って海にダイブしてもらい殺人者だった少年3人には 死んで欲しいと思った・・。なぜ社会的制裁を受けないままか。 (今の時代なら容赦無くネット上で名前は晒されるだろうが・・) 本作等を読めばいわゆる本格ミステリーなんて違和感ありまくりでしょう。 その点も本作の・・いや宮部みゆき氏の力量なのだろう。 一点不満を挙げれば、 昔は治安が良かった! 女性が夜に街を歩けた! 近年悪質化する少年犯罪! という昔は良かったというやつである。 それは最近読んだ「本当は怖い昭和30年代」という書籍を読み それらはとんだ誤解であると知っただけにその点は物語に感情移入出来なかった。 まあ、1994年の内容なんで仕方ないっちゃ仕方ないのだが・・。 未成年の犯罪でほぼ犯罪に問われない事やメディアに氏名が載らないぞと いった点は自分もおかしいと思う。 1988年の女子高生コンクリ事件を念頭においているのだろう。 全員死刑にするべきであった。 また酒鬼薔薇の事件もあった・・・ 少年法も一部改正されてきてはいる。 しかしそもそもこれだけの凶悪犯罪を起こせば未成年だろうが 成年だろうが関係無い。 BOOK WITH YOU版の一橋真さんのカバーイラストも良い。 印象に残る。 一度新聞の書評か何かで本書を見たのだがこのイラストは 記憶にずっと残っていた。だから本書を見かけた時は あの時の本かと思わず手に取ってしまった。 タイトルも東京下町殺人暮色より刑事の子の方がしっくり来る。

Posted by ブクログ

2021/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

祖父たち、つまり父方の祖父と母方の祖父はふたりとも、戦争には取られなかった。徴兵検査で不合格だったらしい。ただ、このことは母から聞いただけで、本人たちから戦時中の話を聞いたことはない。 朝ドラなどで、開戦の報がラジオから流れる場面は大概、登場人物たちは不安げな面持ちで押し黙り、BGMもマイナー曲調になる。けれども実際は、喜んだ国民が多かったようだ。それまで外国との戦争に負けたことはなかったので、戦争が起きれば景気がよくなると考えたらしい。ただ、令和の世に放映されるドラマで開戦に喜ぶ人々を描写するわけにはいくまい。 ドラマや小説のなかでは、徴兵されても兵隊になれなかった男性たちは、本作の東吾のように肩身の狭い思いをしたように描かれている。本当にそうなんだろうか? 戦地に行かず、家族と離れず、死なずに済んでほっとしていたのではないの? 祖父たちの住まいは何れも田舎だったから、空襲にも遭わなかった。子どもたちは幼くて、祖母と一緒に必死で育てていた筈だけれど…、彼らは戦中戦後を通して、何をどう思ったのだろう? 彼らがその記憶を孫娘に吐露できるほど穏やかに受け入れられるまで生きていなかったことを、少し残念に思う。話を聞きたかった。(2021-11-02L)

Posted by ブクログ

2019/03/16

刑事の子 名前の通り 刑事息子が 事件に関わり 解決の糸口をみつけ 操作に関わる様子を 宮部みゆきさんらしく ミステリーと人情を絡めた 1冊でした。 東京大空襲の時代と最近のひとでなしな殺人事件を 人情で味付けした やっぱり 宮部みゆきさんだなぁです。

Posted by ブクログ

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