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スターバト・マーテル
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スターバト・マーテル

ティツィアーノスカルパ【著】, 中山エツコ【訳】

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スターバト・マーテル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2011/09/15
JAN 9784309205731

スターバト・マーテル

¥990

商品レビュー

3.1

11件のお客様レビュー

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2024/11/04

社会の制度のよしあしはわからないが、多数と少数の少数のところにある混とんにたいして、ある希望のようなものが残っているのがいいかもと思う。

Posted by ブクログ

2020/01/25

ヴェネツィアの孤児院に捨てられた少女がバイオリンで自分を得ていく。もちろん、ヴィヴァルディが下敷きになっている。クラシック音楽好きの方へ。

Posted by ブクログ

2013/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年原著、現代イタリア文学の翻訳である。基本的なお話はチェチェリアという孤児の少女がピエタ修道院でヴィバルディと出会って、自分の人生を生きるために修道院を脱出する話である。前半は自分の母に出す当てのない手紙をつづっていくという内容で、ときどき「死」との会話も挟まれるている。チェチェリアは「自分のために作曲された曲を弾いたから妊娠したのではないか」と思うような純粋さもあるが、自らの出生を呪っているから、いつか排泄物が産声をあげるのではないかと恐れているような17歳の女性で、地獄のような内面を生きている。ヴィヴァルディの音楽をペテンと軽蔑しつつも、惹かれていくが、彼女の才能を独占しようとするヴィヴァルディから逃れるために、旅立たねばならなかった。フィクションで作曲の年代などが面白いようにいじってあるらしいが、著者は現代では病院となったピエタ修道院で生まれており、当時の演奏会の様子を詳しく書いている。孤児の娘たちの演奏は聴衆のベランダで行われ、顔がみえないように細かい金網で遮られていたそうである。

Posted by ブクログ

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