
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1222-01-03
スターバト・マーテル

定価 ¥1,980
990円 定価より990円(50%)おトク
獲得ポイント9P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/09/15 |
JAN | 9784309205731 |
- 書籍
- 書籍
スターバト・マーテル
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
スターバト・マーテル
¥990
在庫なし
商品レビュー
3.1
11件のお客様レビュー
社会の制度のよしあしはわからないが、多数と少数の少数のところにある混とんにたいして、ある希望のようなものが残っているのがいいかもと思う。
Posted by
ヴェネツィアの孤児院に捨てられた少女がバイオリンで自分を得ていく。もちろん、ヴィヴァルディが下敷きになっている。クラシック音楽好きの方へ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2008年原著、現代イタリア文学の翻訳である。基本的なお話はチェチェリアという孤児の少女がピエタ修道院でヴィバルディと出会って、自分の人生を生きるために修道院を脱出する話である。前半は自分の母に出す当てのない手紙をつづっていくという内容で、ときどき「死」との会話も挟まれるている。チェチェリアは「自分のために作曲された曲を弾いたから妊娠したのではないか」と思うような純粋さもあるが、自らの出生を呪っているから、いつか排泄物が産声をあげるのではないかと恐れているような17歳の女性で、地獄のような内面を生きている。ヴィヴァルディの音楽をペテンと軽蔑しつつも、惹かれていくが、彼女の才能を独占しようとするヴィヴァルディから逃れるために、旅立たねばならなかった。フィクションで作曲の年代などが面白いようにいじってあるらしいが、著者は現代では病院となったピエタ修道院で生まれており、当時の演奏会の様子を詳しく書いている。孤児の娘たちの演奏は聴衆のベランダで行われ、顔がみえないように細かい金網で遮られていたそうである。
Posted by