黄金夢幻城殺人事件

芦辺拓【著】

• 販売会社／発売会社: 原書房
• 発売年月日: 2011/09/10
• JAN: 9784562047291

商品レビュー

2012/10/23

(収録作品)黄金夢幻城／中途採用捜査官：忙しすぎた死者／ドアの向こうに殺人が／北元大秘記ー日本貢使、胡党の獄に遭うこと／燦めく物語の街で（最初の一葉／宝のない宝島／巌窟王の嘆き　ほか）／黄金夢幻城殺人事件／「黄金夢幻城殺人事件」殺人事件

2012/01/27

出だしは時代劇、そして少年探偵がチョイ出する短編ミステリ二本、続くは黄金夢幻城の財宝の起源ともなる北元の話、ショートショート３０編、相続もののミステリ（舞台台本）、舞台の外の殺人事件。
登場人物たちが物語を駆け抜ける、かなり変わった趣向の一冊。
少年探偵スバルと、怪人どくろ男爵の対決が軸になっているのですが、そのほかの作品も十分楽しめます。
うち一点はコバルトに掲載されててびっくり。
芦辺さんとコバルト・・・、結びつかないー！！
でもこの四人組のお話面白かったから、また他でも書いてくれないかなーと思ったりして。
あと北元の話もよかったな。
表紙のスバルくんの少年探偵ファッションにもウハウハの一冊でした。

2011/12/30

ものすごく、いろいろ混じっている。
芦辺さんの本をたくさん読んでから、読むのをお勧め。
あまり読んだことのない私は、ちょっと読みづらかった。
ひとつひとつの話は面白い。
が、オムニバスという感じではなく、テーマはよくわからない。
アンソロジーの方が近いかなぁ？