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昭和の読書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻戯書房 |
発売年月日 | 2011/09/07 |
JAN | 9784901998802 |
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昭和の読書
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
あとがきにこうある.「昭和という時代に、内容、形態の面で、いまはあまりみかけない書物が刊行された.そのなかから、文学の風土記、人国記、文学散歩の本、作家論、日本文化史、文学全集の名作集、小説の新書、詞華集などを選んだ. 」とある.それらに目を通すという凄い作業を行っていることに驚...
あとがきにこうある.「昭和という時代に、内容、形態の面で、いまはあまりみかけない書物が刊行された.そのなかから、文学の風土記、人国記、文学散歩の本、作家論、日本文化史、文学全集の名作集、小説の新書、詞華集などを選んだ. 」とある.それらに目を通すという凄い作業を行っていることに驚嘆した.作家名は馴染みのあるものがほとんどだったが、実際の作品を読んだものはほとんどなかった.恥ずかしいかぎりだ.これだけの書籍が出版されていたということはそれだけの需要があったのだろう.今はどうなのか気になる.あとがきはさらに続く.「昭和期を過ごした人の多くは、本の恵みを感じ取っている.たとえ読まなくても、そのような本があると思うことで、前を見つめることができた.(略) 昭和が終わるあたりから、読書の世界は変わった.失われたもの、よわまったものも見えてきた.この時期、自分なりに整理をしておきたくなったのだ.」 と. 凄い作業だ.
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昭和に出版されたり読まれたりした本をたくさん紹介している。文学史、文学風土記、文学全集、個人集、詞華集、作家論集、名作集などだが、ずらずらっとたくさん紹介されてもねえ。解説が少々あるのもあるのだが、こちらも昭和の生まれなので、ある程度日本の作家を読んではいるが、プロじゃないからな...
昭和に出版されたり読まれたりした本をたくさん紹介している。文学史、文学風土記、文学全集、個人集、詞華集、作家論集、名作集などだが、ずらずらっとたくさん紹介されてもねえ。解説が少々あるのもあるのだが、こちらも昭和の生まれなので、ある程度日本の作家を読んではいるが、プロじゃないからなあ、全部には通じていない。資料としては価値があるのかもしれないが、読むのはちょっと苦痛だった。それよりも、丹羽文雄や尾崎紅葉、薄田泣菫、横山利一、トーマス・マン、ソクラテス、プーシキン、パステルナーク、マラマッドなどについて書かれたもののほうが面白かった。
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文学全集の「名作集」の分析が面白い。 草森紳一氏の書評で、「読書の冬」について取り上げていた。なるほど。
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