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あめりかむら
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あめりかむら

石田千【著】

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あめりかむら

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2011/08/31
JAN 9784103034520

あめりかむら

¥550

商品レビュー

3.8

32件のお客様レビュー

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2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分に正直に生きれば他人に潰され、自分を誤魔化し生きれば次第に自分が壊れ、器用に素直に生きる難しさ。暗黙の了解がわからない苦しみわかる苦しみ。「カーネーション」 1つの物体とそれにまつわるいくつかの記憶、1番愛した記憶が思い出の濃いゆえに悲しいものとすり変わる。「クリ」 5つの物語は1つ目の「あめりかむら」の主人公の人生を回想しているようにも思えた。

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2024/08/27

平成13年から23年にかけて書かれた短編がまとめられています。表題作『あめりかむら』の主人公・道子には、学生時代からの縁で、友とは言えぬ旧知の同級生がいました。要領よく立ち回り、周りの人を都合よく利用し、成り上がっていった彼の自死に、自分の病の再発が重なって── 体に宿る病巣と、...

平成13年から23年にかけて書かれた短編がまとめられています。表題作『あめりかむら』の主人公・道子には、学生時代からの縁で、友とは言えぬ旧知の同級生がいました。要領よく立ち回り、周りの人を都合よく利用し、成り上がっていった彼の自死に、自分の病の再発が重なって── 体に宿る病巣と、胸に湧き上がる生への渇望に圧倒されます。『大踏切書店のこと』には年配の方がたくさん登場します。つくしのきんぴらを作るエピソードが自身の祖母との思い出と重なり、温かな気持ちになりました。

Posted by ブクログ

2024/08/21

石田千さんは初読み。 表題作「あめりかむら」は、寛解を目前に病気の再発を告げられたみっちゃんが、うまく関係を築けなかった戸田くんの事を回想しながら物語が進む。 年を重ね、自分が置かれている状況が変わると、人との関係性も見方が変わってくるよなと思いながら読んだ。 残り4つの短編は2...

石田千さんは初読み。 表題作「あめりかむら」は、寛解を目前に病気の再発を告げられたみっちゃんが、うまく関係を築けなかった戸田くんの事を回想しながら物語が進む。 年を重ね、自分が置かれている状況が変わると、人との関係性も見方が変わってくるよなと思いながら読んだ。 残り4つの短編は20ページ強しかないのに、内容がイマイチ頭に入ってこず。主人公は全部みっちゃんなのかもよくわからないまま。 誰かに解説してもらいたい。

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