業界人が選ぶ2世帯住宅

佐野功城【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎メディアコンサルティング/幻冬舎
• 発売年月日: 2011/08/27
• JAN: 9784344997875

商品レビュー

2017/11/19

書いてあることは、少々宣伝臭くはあるものの、全うであった。　著作は2011年の出版。
しかしながら、読んで著者の会社を調べたら、正に2017年の10月に倒産？したらしい。
社長は相当身の丈よりも大きな、個人的な浪費をしたとの事で、下請け、顧客をぶっちぎって夜逃げ的倒産であった様な内容のブログが見られた。
理想と現実？　世にいくらでもある人間の性を感じた読後であった。

2015/02/05

目的、鉄骨作りエレベーター付き3世帯住宅を売りにし、集客する

内容の総括
・時事ネタ（震災）を含め、家は人を守るものなので丈夫なものがいい→鉄骨がいいと説得
・欧米との違いを引き合いに、日本の家の弱さを説明
・鉄骨と木造の違いについて
・長く住める→3世帯住宅の提案
・3世帯住宅のよさ、タイプについて説明
・ハウスメーカーの《自由設計》には罠があることを具体的項目を挙げて説明
最後に、、
実例を数件出して、間取りを記載。

・高齢者住まい法
・リバースモゲージ
高品質なバリアフリー重着くを政府が借り上げ、生涯家主に家賃収入を保証していく考え

・日本の空き家は八万戸
不動産投資が流行るわけがない
・住宅寿命
米55ねん、英77ねん、日30年
35年ローンより短い！？
→理由
終戦後に、空襲で焼かれて足りない400万戸を急いで供給した。持ち家制度
・欧米の資産価値
大切に住み継ぐ文化があるため、年数を経るごとに資産価値が上がる、勿論そのため住宅寿命も長くなる
→理由
新築は庭の芝生も育っておらず、街並みとの調和もない、住みやすさを追求できていないと捉えられる

→結果
中古住宅は、日本10%、米70%、英80%

・税制改定
目的《中古住宅市場を活性化する》
▪️2005 中古住宅に係る特例措置における築後経過年数 要件の撤廃？？

▪️2006 長期優良住宅の促進に関する法律
認定されるには厳しい条件がある
コストが高くなるため、税制や融資で優遇措置される

▪️相続時精算課税制度
親や祖父母が抱える資産を、生前に子や孫世代に移し変えることで2500万円までは非課税にする

目的《ゴールデンエイジの持つ資産を活用して消費を喚起》
→相続税対策にもなる