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火の闇 飴売り三左事件帖 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2011/09/02 |
JAN | 9784198933944 |
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火の闇
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
北重人の遺作。藤沢周平と同じ山形出身の作家だが、出身地だけでは無く市井の暮らしぶりの描写が藤沢作品と同様に心地よい。続編が読みたかった。残念でならない。
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L しぶい。派手さゼロ。 元武士で飴売りを生業とする三左衛門が、昔仕えていた藩がらみに巻き込まれたり、長屋の仲間を助けたり。最後の章で過去に戻り、三左衛門が飴売りになった経緯や小紋との出会いが書かれている。なにげに逆から読んだほうが良いかも。
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私の好きな時代小説作家・北重人さんの遺作。 実は買う前に「捕り物かぁ」と思ったのです。捕り物と言う形式を採ると、どうしても事件が中心になって、人情とか毅然とした生き方と言った私の好きな時代物の要素が弱くなって、私の中では少しランクが下がることが多いのです。 この短編集の最初の作品...
私の好きな時代小説作家・北重人さんの遺作。 実は買う前に「捕り物かぁ」と思ったのです。捕り物と言う形式を採ると、どうしても事件が中心になって、人情とか毅然とした生き方と言った私の好きな時代物の要素が弱くなって、私の中では少しランクが下がることが多いのです。 この短編集の最初の作品は、そんな懸念通りで「やっぱり」と思ってしまいました。 しかし、後に行くほどどんどん良くなって行きます。最後の短編・絶筆の表題作『火の闇』は見事な、北さんらしい作品でした。 本当に惜しい人を亡くしました。
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