これだからねこはだいっきらい

シモーナメイッサー【作】, 嘉戸法子【訳】

• 販売会社／発売会社: 岩崎書店
• 発売年月日: 2011/08/24
• JAN: 9784265850204

商品レビュー

2021/02/25

「むかしむかし、あるとおい　せかいで　いぬとねこは　いっしょに　くらしていました。」

でも、ねこたちが　ねこたちだけで　ねこパーティーを　ひらくことにして…

おちもなかなかよかった。

2018/07/16

2016年度　　3年生　　7分
「私はねこ好き～」やら「俺、犬がいい～」やら収拾がつかず…。　
どうなる事かと読み進めると物語が始まったとたん、シ～ンと物語を聞く態勢。
なんて素晴らしいんでしょう。
感動を覚えつつ、物語が進んでいく度に子供たちが驚いたり、笑って吹き出したりとお話にどっぷりと浸かってくれてる様。
見ていて嬉しかったです。
ちょっと、長かったかなぁ とも思いましたが、最後までちゃんと聞いててくれてありがとう。

2012/04/30

いたばし国際絵本翻訳大賞受賞作品。
作者はイタリアの方で、大胆でカラフルな色使いと、どこかマンガちっくな目の描き方が特徴的で印象に残った。
たくさんの猫と犬が登場するが、食事に強いこだわりがあったり、カードゲームに興じていたりと色んな場面でお国柄を感じさせてくれる。
なぜ猫と犬は仲が悪いのかというのを、作者の自由な発想で描くストーリーだが、本当に「これだからねこは…」となってしまうくらい猫の意地汚さが前面に押し出されていてちょっと笑ってしまった。
作者は猫に何か恨みであるんだろうか…。
犬の方がとばっちりをくらうばかりで、そりゃ仲も悪くなるだろうと納得してしまう。
ただ、最後はうまいこと仲直りできた犬と猫もいることが示されているので悲しい物語にならずにすんでいてほっとした。
現に仲良くしてる犬と猫はいるものね。