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小公女 福音館古典童話シリーズ41
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2011/09/09 |
JAN | 9784834026757 |
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商品レビュー
4.2
21件のお客様レビュー
子供の頃に何度も何度も読んだ本。内容は全く覚えていないのでまた読みたい。小公子もあったのは知っているけど読まなかった、なぜだろう。
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■感想 言わずと知れた名作だが、私は今回初めて読んだ。本を開く前は読みきれるかと不安だったが、読み始めるとグイグイいけた。 ・先に解説を読んだので、社会/時代背景に関する小さな疑問にひっかからずに済んだ(イギリス人資産家の娘がインドで生まれてイギリスの寄宿学校へ一人行かされる...
■感想 言わずと知れた名作だが、私は今回初めて読んだ。本を開く前は読みきれるかと不安だったが、読み始めるとグイグイいけた。 ・先に解説を読んだので、社会/時代背景に関する小さな疑問にひっかからずに済んだ(イギリス人資産家の娘がインドで生まれてイギリスの寄宿学校へ一人行かされるって、その頃的にはどんな感じのことなのか、など)。 ・人物はみな印象的だが、やはり主人公セーラの思慮深さが面白い。もちろん誇り高さも魅力だけれど、色々言葉にして考えているところが、小説の主人公向きというか。 ・好きだった言葉。 「怒りって、すごく強いものだけど、それを抑えこむ力ほどは強くない。つまり、抑えるほうが、もっと強いってことなのよ。……敵には返事しないって、いい方法よ。」 ・心は錦、という日本語を思い出した。境遇や肩書きや持ち物にとらわれてはいけない。セーラがしたのと同じように「つねに王女様のようでいること」が誰にとっても正解とは限らなくて、自分なりの錦で良いのだと思う。人生のどこかでセーラを思い出して自分を励ましたり律したりする日が来る気がする。 ・セーラと重なった他の物語の人物(1) ドラマ『アボンリーへの道』のセーラ。名前も一緒。髪の色こそ違うが、生い立ち、顔のイメージ、気高いところ、想像やお話好きのところ。 ・セーラと重なった他の物語の人物(2) ディズニーアニメのシンデレラ。召使いとしてこき使われている立場なのに、立ち居振る舞いが堂々としていて哀れさがなく、叱られてもじっと見つめ返す強さがあるところ。あと、ネズミと仲良し。 ・ミンチン先生については、私はミュージカル映画『アニー』の孤児院のミス・ハンニガンを思い出したりして、この人も色々大変なんだろうなと思う。虐待をする親こそ救われなければいけない、という話じゃないけど、ミンチン先生もいつか幸せになってほしい。妹さんもなんだか一皮剥けちゃったし…。 ■解説からの備忘録 ・イギリスでは、一八七〇年の教育法で、五歳から十二歳までのすべての子どもが学校に通うための諸制度が整備され、一八八〇年に義務教育が施行される。物語内の学校のイメージは、作者バーネットが学校に通った一八五〇年代のそれに近いかもしれないとのこと。 ・『ジェーン・エア』も未読(映画化作品なども見たことがない)なのだが、関連深そう。 ■読んだ経緯(おまけ) 近所の図書館のおすすめ本コーナーに、高楼方子さんの『緑の模様画』が展示されていた。著者も書名も知らなかったのだが、表紙の可愛さ(平澤朋子さん)に惹かれて借りて読み始めると、どうも古典名作『小公女』がキーとなっているらしい。私は読んだことがない。 それは仕方ない、と思って読み進めたが、そのうち作品中の少女たちが『小公女』の人物たちや好きな場面について語り合うことで意気投合するシーンに行き当たったところで「ちょっと待って、やっぱり私も入れて!」とタイムを申し入れた(誰に)。 『小公女』の新しめ訳版を探すと、なんと高楼方子さん自身による完訳版が二〇一一年に出ている。もっと新しい訳もあったが、これはもう高楼版にすべきだろうと決定。訳者あとがきでは『緑の模様画』のことも語られていた。今出会えて読めて良かった。
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子どもの時に読んだ小公女セーラの余りの優等生の良い子ぶりに、なんだか好きじゃない話と思っていた。あれはたぶんダイジェスト版だったのだろう。 今回、高楼方子訳を読んでセーラの気高くいなければつぶれてしまう必死さや健気さが垣間見られ、改めておもしろいと思った。
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