下世話の作法 祥伝社黄金文庫

ビートたけし【著】

• 販売会社／発売会社: 祥伝社
• 発売年月日: 2011/09/02
• JAN: 9784396315542

商品レビュー

2022/11/13

品とか粋という言葉自体、最近ではあまり聞かなくなっているが、あらためて日本人が大事にしてきた作法を見直す機会となった。
相手にさりげなく気を遣える人、人を嫌な気持ちにさせず喜ばせることが作法で、最近では核家族化や師弟制度の崩壊などで挨拶や礼儀などが疎かにされているから品のない人間が増えている。政治家にしてもばか芸人ばっかりだ、となかなかの毒舌ぶり。
だけど嫌味な感じがしないのがたけしのすごいところで、下町に生まれ、浅草の貧乏芸人をして底辺の生活を送ってきたからこその視点で、日本人の原点を思い起こさせてくれる。
おカネは本来汚いもの、という視点も、なかなか正論だと再認識した。

2022/02/26

たけしさんは風刺がうまくて面白いなあ。
その通りだって思えないところも多々あるけど、面白いから個人の意見としては興味を持ってしまう。

2022/01/12

図書館の本　読了

内容（「BOOK」データベースより）
この本は私の『聖書』である。下品な俺だから分かる「粋」で「品」のいい生き方とは。よーく読んで、今こそ日本人の原点に戻りなさい。

言葉に出来ない違和感をずばずば書いてあって快感でした。
ああ、そういう所に違和感があったんだと自分の価値観にすりあわせが出来たのがとても大きい収穫となった本。
タレントの本ってあんまり今まで読んでこなかったけどちょっとビートたけしの本は読んでみようと思ったのでした。