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宣教のパラダイム転換(下) 啓蒙主義から21世紀に向けて 東京ミッション研究所選書シリーズ4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本キリスト教書販売 |
発売年月日 | 2001/03/01 |
JAN | 9784400326670 |
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宣教のパラダイム転換(下)
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啓蒙主義は17世紀に入った頃から始まり、人間の理性を信じ、神の存在を疎かにし、無神論が声高に叫ばれるようになった時代。それがキリスト教の信仰にも大きく変質させ、神学に影響を与えてきた。しかし啓蒙主義によって実は人類は平等でも、幸福が実現することなく、混乱の時代が始まった!キリスト...
啓蒙主義は17世紀に入った頃から始まり、人間の理性を信じ、神の存在を疎かにし、無神論が声高に叫ばれるようになった時代。それがキリスト教の信仰にも大きく変質させ、神学に影響を与えてきた。しかし啓蒙主義によって実は人類は平等でも、幸福が実現することなく、混乱の時代が始まった!キリスト教側も宣教の拡大が実は、霊的、文化的な優越感、慈悲の態度へと歪められて植民地主義と結びついていき、現代の国際世界にその残滓が表れている!現代(この著は1990年)までのキリスト教会の動きを詳細に語ってくれる。千年王国説、自由主義神学、バルトの弁証法神学、中南米を中心として20世紀終盤に注目された解放の神学などにも詳しく、漠然としていた理解を深めさせてくれた。 日本においてキリスト教人口が成長せず、その停滞ぶりの宣教学上の課題を考えるうえでの参考になればと考えたが、あまりにも広範な説明に圧倒される思いである。しかし、土着の宗教、先祖崇拝などとの葛藤というものは日本固有の問題ではなく、世界共通の問題であって、ボッシュ死後のウィルバート・シェンク氏による「その後の展開」に関する論文の中で、今やキリスト教は既に欧米が中心ではなく、アジア・アフリカ・ラテンアメリカのクリスチャン人口が欧米を上回り、宣教師を輩出している…。キリスト教の現代の元気さは喜ばしい驚きだった。
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