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近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜共同体論まで
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 以文社 |
発売年月日 | 2011/08/16 |
JAN | 9784753102914 |
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近代日本の中国認識
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで (和書)2011年11月23日 21:45 松本 三之介 以文社 2011年8月11日 柄谷行人さんの書評から読んでみました。図書館へリクエストして購入して貰った。感謝しています。柄谷さんの書評は外れがないから安心です。 ...
近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで (和書)2011年11月23日 21:45 松本 三之介 以文社 2011年8月11日 柄谷行人さんの書評から読んでみました。図書館へリクエストして購入して貰った。感謝しています。柄谷さんの書評は外れがないから安心です。 とても面白い内容だった。もっと自分自身も踏み込んだ考察・思索・運動・活動をするべきだと思うようになった。 僕は右翼というものの暗黒圏みたいなものに囚われてしまうことを恐れていた。しかしそういうものをもしっかり自分自身で捉えていかないと駄目だろうと思った。中国と日本の関係の中にある「相手を軽蔑する方法」というもの。簡単に言えばそういった「相手を軽蔑する方法」のようなものが自分自身に向けられることも自分自身がそれに囚われてしまうことも両方怖かった。 そういう姿勢にある矛盾を絶えず意識すること、自己矛盾を意識することによって恐れず考察・思索・運動・活動していきたいと思った。
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松本三之介『近代日本の中国認識 徳川期儒学から東亜協同体論まで』以文社、読了。「聖賢の国」としての敬意から「固陋の国」としての蔑視へ。本書は江戸期から日中戦争へ至る日本人の中国認識を的確に通観する一書。西に向かうことは東を見直すことでもある。優れた他者理解の思想史。 翠点は日清戦争。基本的に日本は中国の軍事力を非常に恐れていた(戦後には忘れられたが)。以後、アジア諸国の連帯で西洋列強に対抗するという発想もあるものの、三木清の東亜協同体論にみられるように日本中心へシフトしていく。これが限界か。了。 余談、松本三之介『近代日本の中国認識』以文社。眠いので細かいのは後日。ただ明治日本の清朝脅威論を読むと、岡本隆司『李鴻章 東アジアの近代』(岩波新書)を想起。倭寇以来、中国には日本の軍事力に対する警戒も続くとの指摘があるから。名誉白人的欺瞞に対する不信の増長も視野に入れておきたい
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