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鉄道公安官と呼ばれた男たち スリ、キセルと戦った“国鉄のお巡りさん" 交通新聞社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 交通新聞社 |
発売年月日 | 2011/08/12 |
JAN | 9784330230115 |
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鉄道公安官と呼ばれた男たち
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4件のお客様レビュー
日本国有鉄道の消滅とともに、鉄道公安官(正確には鉄道公安職員)も姿を消したのであります。 その職務自体は鉄道警察といふものが引き継いでゐるので、一般乗客はあまり変化を感じないでせう。 一番大きな相違は、鉄道警察は各都道府県警の組織であるのに反して、公安官は国鉄の職員であつたといふ...
日本国有鉄道の消滅とともに、鉄道公安官(正確には鉄道公安職員)も姿を消したのであります。 その職務自体は鉄道警察といふものが引き継いでゐるので、一般乗客はあまり変化を感じないでせう。 一番大きな相違は、鉄道警察は各都道府県警の組織であるのに反して、公安官は国鉄の職員であつたといふところですかな。 あくまでも、乗客が気持ちよく旅行が出来るやうに努めるサアビス業としての誇りがありました。ゆゑに警察みたいに睨みをきかせる手法は取らないのであります。 鉄道公安官を主人公にした小説やドラマは多くありますが、その具体的な職務とは何かを記した書物は、専門書以外ではあまり見かけませんでしたので、その意味で本書の存在価値はそれなりに高いかと。ちよつと雑学ぽい話も多いが。 スリや痴漢、キセルなどの取り締まりだけではなく、実に様様な役割を担つてゐたのであります。 大雪の時は除雪作業に追はれ、踏切事故防止の啓蒙活動では子供たちに紙芝居を披露し、自動車のドライバーにはティッシュを配る。地味な仕事も多いのですね。 また、ドラマなんかではメムバアの中に、必ず紅一点の存在がありますが、実際には女性の鉄道公安官はゐなかつたさうです。なあんだ。 汽車に乗りながら読む本として適してゐる一冊と申せませう。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
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国鉄時代、今でいうところの鉄道警察隊の役割を担っていた「鉄道公安官」という人々がいた。 「警察官」ではなく、あくまでも「国鉄職員」という立場が第一。取り締まる役の前に、お客様に対応する鉄道員という立場を大事にしていたという。
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スリ、キセルと戦った国鉄のお巡りさん 鉄道犯罪を阻止するプロ対プロのドラマがあった。 「鉄道公安官」とは、昭和22年から国鉄分割・民営化まで活躍した「鉄道公安職員」の通称。現在、その役割は、都道府県警による鉄道警察隊に引き継がれているが、当時はれっきとした国鉄職員であった。本...
スリ、キセルと戦った国鉄のお巡りさん 鉄道犯罪を阻止するプロ対プロのドラマがあった。 「鉄道公安官」とは、昭和22年から国鉄分割・民営化まで活躍した「鉄道公安職員」の通称。現在、その役割は、都道府県警による鉄道警察隊に引き継がれているが、当時はれっきとした国鉄職員であった。本書では、国鉄マンとしての誇りを持ちながら戦い続けた、その全貌を、新たな資料とインタビューにより明らかにする。 鉄道公安官というと西村京太郎の小説を思い出す。十津川警部シリーズ「札幌着23時25分」という小説で、札幌裁判所で証言させるため証人を東京から札幌まで護送するが。航空機がストで使えないため、在来線で宇都宮(東北新幹線が上野まで乗り入れていない)まで行き、東北新幹線に乗り換え、青函連絡船、在来線を乗り継いで行く。襲撃者の目を欺くため、鉄道公安官に変装するというものであった。 本書では、鉄道公安官がどういうものであったのか丁寧にたどっていく。広く浅い感じは否めないが、類書は無く歴史の証言として貴重である。
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