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音楽家をめざす人へ ちくまプリマー新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2011/08/10 |
JAN | 9784480688668 |
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音楽家をめざす人へ
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音楽家をめざす人へ
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「題名のない音楽会」やNHK高校講座「音楽」の講師で有名な青島広志のエッセイ。これまで著者が人生で出会った色々な人のエピソードとともに、ややネガティブな話題が多めの体験談から、音楽家とはどういう人なのか、大学までにどんな勉強をするのかについて説明した本。 『音楽家をめざす人へ...
「題名のない音楽会」やNHK高校講座「音楽」の講師で有名な青島広志のエッセイ。これまで著者が人生で出会った色々な人のエピソードとともに、ややネガティブな話題が多めの体験談から、音楽家とはどういう人なのか、大学までにどんな勉強をするのかについて説明した本。 『音楽家をめざす人へ』というタイトルや、「ちくまプリマ―新書」という媒体から、音楽に興味のある中高生向け、という感じなのだろうが、著者本人も認めているように「つらい仕事でした。(略)違約金を払ってでもいいから出版をさし止めたいとまで思ったのでした。それはなぜか。思うに、Bは他人を教え諭すようなキャラクターではありません。」(p.200)ということで、ちょっと中高生におすすめするにはキツイ本なんじゃないのか、と中高の教員として思ってしまう。『ある音楽家の人生ノート』とか、例えばそんなタイトルだったらとても面白く読めただろうが、著者の正直すぎる物言いとか(人柄は伝わるけど)、妙にリアルな描写(こんな人は嫌いです。こんな仕打ちを受けます。とか)がブラックなところもあって、ちょっとなあ…、と思った。でも例えば「NHKの出演料はS・A・B・Cと分かれており、それは出身校によってランク付けされている」(p.95)とか、こういうリアルな話は、知っていればもっと音大受験に向けて頑張れる生徒がいるのかもしれない。あとは著者が「ギリギリのサービス」(p.202)でやったという、入試情報。特に「入試必勝法」(pp.126-9)なんかは、絶対受験者は読んだ方がいい内容。そう考えると、音大を考える本人というよりはその周りにいる大人が読むとちょうど良いのかもしれない。特に「著者の家に課題で訪ねてくる失礼な修学旅行生たち」の話では著者は完全にお怒りモードだったが、修学旅行生本人たちも非常識だけど、やっぱり最終的には学校の先生の責任になると思うし。 中高生に読ませたい部分は、「絵や文、演出や司会の仕事もしていますが、この時期に習い覚えたことが、多分に血肉となっていることを実感しています。十代に興味を持ったことは、一生の糧になるというのは真実です。」(p.53)という部分だろうか。「吹奏楽をやるべきかどうか」という著者の意見(「吹奏楽部員は広範囲の音楽の力を持っていない、入部が契機で一生の道を選ぶ、個人指導できない、いずれ指揮者、指導者になる」)はすごくリアルで、これと春畑セロリという人の『ピアノのお悩み解決クリニック楽典・楽器編』の「吹奏楽ってピアノにいい影響はありますか?」(p.62)の答え(音楽を豊かにするチャンスだからやれ)と読み比べてみると、本当に対照的。あとは「芸術は一対一で伝授されるべき」(p.166)ということは色々なところで書かれていて、やっぱり弟子入りとか、そういう形態で学ぶものってあるよなあと思った。 ケチをつけたかもしれないけど、著者の語り口は本当に面白く、何度も笑ってしまうし、読み物としてはとても楽しめた1冊だった。でも「あとがき」を読むと、kこんな仕事をさせられる青島先生は可哀そう。「書いた部分を読み返すのも苦痛」(p.201)と著者自身が言う本を他の人におれが薦めるのもどうなのかなあ、と思わずにはいられない。やっぱり音楽のこと、自分のことを純粋に語るという方向が著者には合ってると思い、同じ内容を書くにしてもその方向性を変えられなかったものなのか、と思う。(21/09/15)
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著者の半生を振り返って、また東京藝大の講師として、また音楽活動をしている人として、音大に入ること、音楽を職業とすることを綴った本。 ■この本を知ったきっかけ 筑摩書房のWebサイトを見ていて。 ■読もうと思ったわけ 音楽を目指す人の様子が分かると思って。
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青島さん自身のこれまでの人生を振り返ることによって、音楽家をめざす人への様々な教訓が生まれている。業界の裏話的なところがあって興味深い。作曲家、演奏家、教育家それぞれの道があるが、音楽で食べていくのは大変なんだよね~。
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