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20年間の水曜日 日本軍「慰安婦」ハルモニが叫ぶゆるぎない希望
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東方出版 |
発売年月日 | 2011/08/10 |
JAN | 9784862491831 |
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20年間の水曜日
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1992年1月から始まった水曜集会。韓国・ソウルにある日本大使館前で、毎週行われています。20年以上・1000回を超える集会。毎週水曜日、そこで何が行われてきたのか。韓国挺身隊問題対策協議会の共同代表である尹美香氏が易しい言葉で語ります。
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韓国の日本大使館前で行われ続けている抗議デモの20年の記録とこれから。 デモが軸ではあるけれど、主題は「慰安婦」の被害をひきおこす世界についてであり、伝えようとしているのはもう二度とこんなことが起こってほしくないというハルモニたちの強い思い。 だから、日本軍のしたことと日本政府の...
韓国の日本大使館前で行われ続けている抗議デモの20年の記録とこれから。 デモが軸ではあるけれど、主題は「慰安婦」の被害をひきおこす世界についてであり、伝えようとしているのはもう二度とこんなことが起こってほしくないというハルモニたちの強い思い。 だから、日本軍のしたことと日本政府の対応、ハルモニの行動と世界の反応だけではなく、世界各国で起こり続ける戦争に伴った性暴力や、自国の加害性にも目を向ける。 被害の質は違うけれど、犯罪被害者や日本の被爆者の運動を連想した。 被った損害に対する賠償はもちろん請求するけれど、それは「贖わなければならないだけの責任がある」ということを認めさせるためでもある。 「これはひどいことである」と認めて欲しい、そして「もう二度と起こしてはならない」と心に刻んで欲しい。 そういう願い。そうさせる決意。 韓国で出版されたものの翻訳で、想定される読者は10代の若者っぽい。 軽く注釈がついてはいるけれど、韓国の歴史をひきあいに出した部分は私にはよくわからない。 日本史をよく知らないであろう韓国の子へのつかみとして「パールハーバー」を出されると、ちょっと待てと言いたくなる。 どうでもいい(本筋ではない)部分がひっかかる。 でもそういうところに、お互い自国のことしかわかってないんだろうなとも思う。 その「わかってる」さえあやしいから、こういう本があるという矛盾がなんだか悲しい。 絵と写真が素敵。
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