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前へ! 東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/08/12 |
JAN | 9784104326044 |
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震災発生直後から動き出した自衛隊、警察、消防、医師、土建屋などなどが、救命や原発事故対応の為のチーム作り、被災地への道路、ロジスティックを確保するべく動いた、そんな現場人たちのエピソード。と併せて、国務大臣の資質や東電の姿勢も考えさせられる。 それぞれの物語は緊迫感と人の情に溢...
震災発生直後から動き出した自衛隊、警察、消防、医師、土建屋などなどが、救命や原発事故対応の為のチーム作り、被災地への道路、ロジスティックを確保するべく動いた、そんな現場人たちのエピソード。と併せて、国務大臣の資質や東電の姿勢も考えさせられる。 それぞれの物語は緊迫感と人の情に溢れ、それを発掘してくださったことは感謝だが、時系列や因果が読んでて混乱したり、近い事例が複数回出たり、どこで区切れるのか分かりづらかったりと、構成に難を感じてしまった。
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福島第一原発の、特に3号機の冷却に立ち向かった自衛隊や、発災直後に沿岸部への道路を切り開いた国交省東北地方整備局など、災害復旧・援助のために戦った人たちの物語。 被災直後の、住民の話を書いている本は多いが、こういったお役所がどう対応したかという本は少ないのでなかなか貴重な話だった...
福島第一原発の、特に3号機の冷却に立ち向かった自衛隊や、発災直後に沿岸部への道路を切り開いた国交省東北地方整備局など、災害復旧・援助のために戦った人たちの物語。 被災直後の、住民の話を書いている本は多いが、こういったお役所がどう対応したかという本は少ないのでなかなか貴重な話だった。 福島第一原発の対応は、情報が錯綜し、政府も対応が後手に回り、東電もまったく危機管理ができておらず、結果現場に入った自衛隊等が一番苦労するという大変な状況だったというのがよく分かる。一方で、東北地方整備局がいかに道路を「啓開」したかということは好意的に描かれている。たしかに、災害が起きたときにまずすべきことは「救助」だが、その救助のためのアクセスの確保というのはさらに早くしなければならないことで、実は影のヒーローなんじゃないかとまで思った。なかなか取り上げられることはないが、こうしたインフラを支える人たちは偉い。
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"2011年3月11日に起きた東日本大震災。多くの方々が亡くなった。心からのご冥福をお祈りする。 この本は、震災直後原発事故の対応をした方々や、津波被害への対応をした方々の行動を記録したもの。震災から1年を過ぎて、やっと読む。陸上自衛隊、中央特殊武器防護隊、東京消防庁ハ...
"2011年3月11日に起きた東日本大震災。多くの方々が亡くなった。心からのご冥福をお祈りする。 この本は、震災直後原発事故の対応をした方々や、津波被害への対応をした方々の行動を記録したもの。震災から1年を過ぎて、やっと読む。陸上自衛隊、中央特殊武器防護隊、東京消防庁ハイパーレスキュー隊などに所属する人々の記録だ。実名で政治家も登場する。 大混乱の中、多くの人々の命を守るために命をかけて自らの役割を果たしてきた人々の行動力に感動を覚える。この本では語りきれていない事実もあるのだろうが、政治家のリーダーシップがとても重要で、その政治家を選挙で選ぶわれわれの責任が問われている。本書に登場する政治家で、素晴らしいと感じた方は国土交通省、大臣であった大畠さんだ。この混乱時の素早い決断に感服する。 「予算のことは考えなくていい!国土交通省の枠にとらわれるな!国の代表として、迷わずやれ!」 この英断から縦割り行政の枠を超えた活動が動き始める。 もちろん、現場の第一線で活動にあたった人々がいたからこそ、福島原発の事故もさらなる大災害にならずにすんだことがわかる。自衛隊と消防では国の省庁が異なる。指示命令の混乱があり、現場の方々の気持ちや行動を踏みにじるような場面もあった。そして何より驚くのが、情報が一切現場に降りてこなかったという事実である。東京電力として、いろんな対応に追われていたのだろうが、本書からは諸悪の根源に見えてしまう(情報統制という点で)。 自衛隊の方々、消防隊の方々、医療チームの方々、本当に多くの方々の活躍で助かった人たちが大勢いる。日々感謝。こうしたみなさんのおかげで安心して暮らしていける日常があることを知る。"
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