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咸陽の闇 講談社ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/08/05 |
JAN | 9784061827837 |
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咸陽の闇
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商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
『国とは何だ!国を治めるとは何だ!国は民の生産する穀物の上に成り立っておる。 政とは、その民の生活を守る事ではないか。おのれ達の食する穀物を生み出すは、名もない庶民ではないか。 庶民を守ることが国を守ることである。それが世の正義である。』 今回はミステリー色が薄かったなぁ〜...
『国とは何だ!国を治めるとは何だ!国は民の生産する穀物の上に成り立っておる。 政とは、その民の生活を守る事ではないか。おのれ達の食する穀物を生み出すは、名もない庶民ではないか。 庶民を守ることが国を守ることである。それが世の正義である。』 今回はミステリー色が薄かったなぁ〜。 でも、無心の謎解きは健在で良かった!
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今回は琅邪を離れ秦の都・咸陽へ。希仁が登場しないので少々寂しくありましたが、ちょっと気になるニューフェイス・布さん。彼は今後一体どのように物語に関わってくるのでしょう。何やら大物っぽくありますが…。そしてまた言葉を発しても一言の無口な徐福先生が、大演説と言っても良いほどのお言葉を...
今回は琅邪を離れ秦の都・咸陽へ。希仁が登場しないので少々寂しくありましたが、ちょっと気になるニューフェイス・布さん。彼は今後一体どのように物語に関わってくるのでしょう。何やら大物っぽくありますが…。そしてまた言葉を発しても一言の無口な徐福先生が、大演説と言っても良いほどのお言葉を。ちゃんと喋られるんじゃん@@。
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今まで読んだシリーズ3冊の中で、一番面白かったです。前巻の作者コメントに「大ほら吹きになりたい」という言葉がありましたが、本当にどこまでが史実で、どこからが味付けなのか、無学な私にはわからない。 とにかく矢継ぎ早に事件が起き、しかも今回はその内容が不気味です。首塚に現れた人喰い...
今まで読んだシリーズ3冊の中で、一番面白かったです。前巻の作者コメントに「大ほら吹きになりたい」という言葉がありましたが、本当にどこまでが史実で、どこからが味付けなのか、無学な私にはわからない。 とにかく矢継ぎ早に事件が起き、しかも今回はその内容が不気味です。首塚に現れた人喰い女、内臓の無い死体、次々と行方不明になる娘達、老婆の大量自殺。 秦始皇帝陵と兵馬俑坑(兵士と馬の土人形群)が今作の鍵の一つになりますが、この遺跡の存在は知っていても、こんなファンタジックな味付けは普通できないのではないかと。本当にワクワクしました。 洛陽に場を移し、希仁さんが出ない代わりに、面白い人達が沢山出てきました。自由気ままな無礼者の食を研究する巫医、坊主頭に刺青のどこか相手を引きつける大男。また、今までのキャラクターだと、残虎の誠実さと信念がこれまで以上に強調されていてかっこいいし、初めて(?)本気になった徐福大人の姿が見られたし、桃と狂生の「ごちそうさまです」ってくらい素敵な夫婦っぷりにニヨニヨさせられるし。 中国歴史ミステリーに、どこかホラーの雰囲気漂う今作です。秦王に近付いたために常に緊張感がつきまとって最後までワクワクしながら読めました。
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