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空想探偵と密室メイカー 講談社ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/08/05 |
JAN | 9784061827936 |
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空想探偵と密室メイカー
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空想探偵と密室メイカー
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商品レビュー
3.1
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリは、私にとって難関なんやった(笑)。 嫌いではないし、この本も楽しんで読みはしたけれど、なんちゅうか、着眼点が明らかにズレてるよな、と、思ってしまう(私の)。 こだわるとこ、そこ!? みたいな。 それは、密室トリックのこだわりがズレてるとかではなしに、話を読むときに 「え? これはどういうこと?」 と、ひっかかるところがズレてるというか。 メインはあくまで「謎解き」やねんから、それ以外の枝葉(?)は 「ふんふん、そういうもんか」 って流さないとあかんよね。 たとえるなら、 「大学のサークルで雪山のロッジに宿泊とか、するか!?」 とか、そこにこだわったらあかんみたいな。 (べつにこの本が雪山ロッジ大学生サークル密室やったわけではないけども) そこは、流そう。設定設定。 なんやろね。ファンタジックなトンデモ設定はわりと流せるのに、 「本格ミステリ」 と、うたわれるとどこもかしこもひっかかりたくなってしまうという。 基本的に私は、本格ミステリ脳じゃないんやろね(笑)。 でも、楽しく読みましたよ! 久しぶりに密室もののミステリを読んだわ。 しかも講談社ノベルスやで。久しぶりやわ~!! 上記の理由で、途中までは読みながら 「大丈夫かな」(私が) と、思っていたけれど、後半の謎解き部分はサクサク読みました。 忘れてたけど、謎解きものって筋は単純なんよね。 大筋は、誰かが密室で殺されてしまって、さあ犯人は誰だ、ってだけやもんね。 というか、そのトリックがしっかりしてさえいれば、猫が謎を解こうが、頭脳は大人で見た目は小学生の人が謎を解こうが、なんでもいいんやもんね。 で、この本は空想で謎を解くらしい。 その設定は 「面白そう」 と、思ったけれど、ちょっと想像の内容とは違うかったなあ。ちょっと面倒臭い方向>の(笑)空想でした。 そもそも瑠雫と勇真にあんな因縁をつけるなら、もっとこの二人の関係を掘り下げてもよさそうやけど・・・。 ただの腐れ縁の先輩後輩でよかったのでは・・・。 だって密室トリックよりも瑠雫と勇真の関係のほうがよほど奥が深いよ(笑)。この因縁だけで本が一冊いけるやろ。 そして密室トリックと日下部夫婦の心境をクローズアップするのなら、瑠雫と勇真の過去はべつにいらんかもなー、と、思った。 もう少し登場人物を減らしてくれてもいいのかも・・・。 犯人は、ミステリが得意でない私ですら 「○○やな」 って最初から予想がついてるパターンなので、 「実は△△が犯人でしたジャジャーン!!」 ちゅうような、驚きは別に求めてなかったよ? でも、どんでん返しに次ぐどんでん返し(?)でした。 「あれぇ、コロンボシリーズみたいに、犯人は最初にわかってるってことじゃなかったの?」 と、一瞬思った。 いいにくいけど・・・、著者って、わりと・・・ヒネクレてるよね・・・(笑)。 あと、瑠雫は途中まで「ルカ」と、読んでいました。 名前にも(トリック上の)意味合いがあるのに、読み方間違えてたらあかんやろ私。 (2015.11.27)
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主人公の設定と、密室と言うタイトルに惹かれて買ってしまった本。てゆーかそれタイトルそのままなのですねもしかして。 自分の知識の範囲内での妄想探偵なので、何と言うかちょっと自分が知ってる完全無欠の名探偵が登場する分けではないのですよね。それはそうだ。 なので、結構序盤にもうそっ...
主人公の設定と、密室と言うタイトルに惹かれて買ってしまった本。てゆーかそれタイトルそのままなのですねもしかして。 自分の知識の範囲内での妄想探偵なので、何と言うかちょっと自分が知ってる完全無欠の名探偵が登場する分けではないのですよね。それはそうだ。 なので、結構序盤にもうそっちは諦めて読んでたのです。 密室に関しては成程、と。 面白かったのは、二人の関係。 それと親子の関係。 ただちょっとお父さんのキャラと言うか、が、ちょっとモニョモニョ……。 いえいえいえいえ。キャラで言えば、主人公だって十分に怪しいのですが、こう、アンチミステリな分かりやすいお父さんで、しかも敬語で会話する親子とか。上流階級家庭とかでもなさそうだけども。 主要3人の設定だけ何だかラノベみたいだ……と思ったら腑に落ちてしまったのでした。
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「密室」にこだわったミステリ。 終盤の目まぐるしい展開はお見事! クリスティ、カーの作品と、その登場人物がチョコチョコ登場するのは面白い。 ただ、「空想探偵」という設定があまり活かされていない気がする。
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