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フェルメール光の王国 翼の王国books
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 木楽舎 |
発売年月日 | 2011/08/03 |
JAN | 9784863240407 |
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フェルメール光の王国
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商品レビュー
4
59件のお客様レビュー
生物学者である福岡伸一氏がフェルメールを巡り、科学と科学者との繋がりを見出しながら謎に対して夢想する旅エッセイ。楽しくも羨ましい一冊だった。 現在も人気色褪せないフェルメール。本書は13年前の書籍だが、とてつもない速さで移り変わる時代の中で、人気故ということもあるが、フェルメール...
生物学者である福岡伸一氏がフェルメールを巡り、科学と科学者との繋がりを見出しながら謎に対して夢想する旅エッセイ。楽しくも羨ましい一冊だった。 現在も人気色褪せないフェルメール。本書は13年前の書籍だが、とてつもない速さで移り変わる時代の中で、人気故ということもあるが、フェルメールの絵画にあるものや姿勢は大きく変わりなく、安心感を覚える。 最後の夢想部分、ロマンとしては事実としてあってほしいものだ。デフルトに住まい近い時期に洗礼を受けた画家とアマチュア科学者。そこの繋がりが画家の死まで無かったとは誰も断言できまい。
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(2012/8/13) 福岡さんあなたはいったい何をする人ですか、羨ましい! 生物学者であり、動的平衡などの著作でも有名な福岡伸一さんが、 フェルメールを探しに世界中の美術館を訪ねてはエッセイを書くという、 思いっきり贅沢な本。 憧れるなぁこういう旅。 おりしもフェルメールの作...
(2012/8/13) 福岡さんあなたはいったい何をする人ですか、羨ましい! 生物学者であり、動的平衡などの著作でも有名な福岡伸一さんが、 フェルメールを探しに世界中の美術館を訪ねてはエッセイを書くという、 思いっきり贅沢な本。 憧れるなぁこういう旅。 おりしもフェルメールの作品が来日中。 「真珠の耳飾りの少女(別名 青いターバンの少女)」が東京都美術館。マウリッツハイス美術館展。 http://www.asahi.com/mauritshuis2012/ 「真珠の首飾りの少女」が国立西洋美術館。ベルリン国立美術館展。 http://www.berlin2012.jp/tokyo/ ついでにフェルメールセンター銀座では「フェルメール光の王国展」6丁目 http://www.vermeer-center-ginza.com/ フェルメールだらけである。 しかし福岡さん、いろいろ想像をめぐらせて、 フェルメールに対する興味を掻き立ててくれてます。 うまいです。 第1章 オランダの光を紡ぐ旅 第2章 アメリカの夢 第3章 神々の愛でし人 第4章 輝きのはじまり 第5章 溶かされた界面、動き出した時間 第6章 旅の終焉 第7章 ある仮説
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年齢も、アメリカ滞在期間も、滞在場所も、読書傾向もほぼ一致する作者に、他人とは思えない親しみを覚えている。 通勤に同じ銀座線を使っていた関係で、作者の隣に腰掛けたこともある。 本書で、作者は、フェルメールに対する愛を溢れさせ、フェルメールの絵画の美しさを、詩的で且つ知的な文章で...
年齢も、アメリカ滞在期間も、滞在場所も、読書傾向もほぼ一致する作者に、他人とは思えない親しみを覚えている。 通勤に同じ銀座線を使っていた関係で、作者の隣に腰掛けたこともある。 本書で、作者は、フェルメールに対する愛を溢れさせ、フェルメールの絵画の美しさを、詩的で且つ知的な文章で、存分に語ってみせる。 こうした文章でフェルメールを語ってみたいものだ。 しかし、作者の真骨頂は、科学者としての観察眼にある。 通常では気の付かない、フェルメール作品の類似と差異を、科学者の視点で示してくれるのだ。 科学者の視点からの指摘で秀逸なのが、レーフェンフックとの関係に関する推理だ。 顕微鏡を作ったレーフェンフックとフェルメールは同郷人で、同時代人だった。 レーフェンフックの顕微鏡での観察結果を描いた絵は、フェルメール死後、突然レベルダウンする。 何故なのか。 福岡は、友人であるレーフェンフックのためにフェルメールが描いていたと、推測する。 驚きだが、蓋然性の高い推理だ。 福岡先生は、ほとんどのフェルメールを、その収蔵する美術館で見ている。 羨ましい。 しかし、いかに福岡先生でも、見ることの出来ないフェルメールがある。 それは盗まれたフェルメールだ。 名作の誉高い、時価総額数百億円とも言われる「合奏」がボストンの美術館から盗まれたのは1990年。 丁度、その時、福岡先生はボストンは、ハーバード大学に居て、私はボストンから車で一時間のロードアイランドに住んでいた。 ボストン美術館に行った帰りに、ブラブラ歩いていて、素晴らしい邸宅を見つけた。 それが、イザベラ•ガードナー美術館だった。 中庭のあるスペイン調の邸宅に名画の数々が飾られ、富豪の邸宅に招かれて最高級の美術品を見せてもらっている非常にインティメットな感じのする美術館だった。 その美術館の秘宝こそフェルメールの「合奏」だった。 さりげなく壁に飾られた「合奏」を心ゆくまで堪能することが出来た。 その翌日のことだ、「合奏」が盗まれてしまったのは。 福岡先生も「生物と無生物のあいだ」のまえがきに、そのニュースの衝撃を伝えている。 と、言うわけで、「合奏」を見た最後の日本人は、私なのかもしれない、と思っている次第。 その時、同時にドガの馬のスケッチも盗難に遭っている。 ひょんなことで、その盗まれた筈のドガの馬の絵を見つけたのは、フランスのあるお金持ちのアパートでのことだった。 そのドガの隣には、ピカソのリトグラフが飾られていた。 さりげなく、アパート中を見回ってみたが、「合奏」は見当たらなかった。 このお金持ちは、ブルゴーニュにシャトーを所有している。 そのシャトーのどこかに「合奏」は眠っているのではないか、と妄想している。
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