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私の学んだこと 山代巴文庫
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私の学んだこと 山代巴文庫

山代巴(著者)

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私の学んだこと 山代巴文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 径書房
発売年月日 1990/12/01
JAN 9784770510167

私の学んだこと

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2014/02/19

山代巴文庫の第二期「六」、なにかがあってこの古い本を図書館で借りてきたのだが、なんで借りてきたのか忘れてしまった。 巻頭におさめられている「郷土の恩師」の冒頭に、山代巴が高等女学校で習った、理科と絵を教えてくれた渡辺忠夫先生の話が出てくる。「図画手本のようにではなく、見たままの...

山代巴文庫の第二期「六」、なにかがあってこの古い本を図書館で借りてきたのだが、なんで借りてきたのか忘れてしまった。 巻頭におさめられている「郷土の恩師」の冒頭に、山代巴が高等女学校で習った、理科と絵を教えてくれた渡辺忠夫先生の話が出てくる。「図画手本のようにではなく、見たままのコップを書きなさい」と写生について話した先生の言葉から、その「自分の見たまま」を描いた絵を渡辺先生がほめてくださったこと、小学生のときに描いた絵(それはほめられたことがなかった)のこと、自分がものを見ること、よく見るということについて書かれたところが、とくによかった。 その渡辺先生が去られたあと、山代巴は、府中の中学の図画教師だった藤原覚一先生にまなぶ。山代巴は、かつて画家志望の少女だったという。しゃにむに画家を志して、絵の勉強もし、女子美術専門学校にすすんでいる。その後、父の破産があって、山代巴は学校をやめて働くことになるのだが、藤原先生は自分にとって「心のふところ」だったというところも、よかった。 何年か前に、山代巴が編んだ『この世界の片隅で』を読んだ。この人が、治安維持法違反で検挙され、敗戦までの5年を獄中で過ごしたと知ったのは、いつだったか…。 『私の学んだこと』の、読みきれなかった後半の章も、他の巻も、すこしずつすこしずつ読みたい。 (2/18、途中まで)

Posted by ブクログ

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