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原子野録音
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 聖母の騎士社 |
発売年月日 | 1989/08/01 |
JAN | 9784882160458 |
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原子野録音
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長崎で被爆した医師が自らの原爆体験、信仰生活、日々の暮らしの中から感じたことをユーモラスに綴った随筆集。永井隆氏の作品については『長崎の鐘』『この子を残して』など読んで感動し、永井氏のあくなき平和への願い、揺るぎない信仰心(私自身もカトリック信者だが)に敬服してきたが、この作品に...
長崎で被爆した医師が自らの原爆体験、信仰生活、日々の暮らしの中から感じたことをユーモラスに綴った随筆集。永井隆氏の作品については『長崎の鐘』『この子を残して』など読んで感動し、永井氏のあくなき平和への願い、揺るぎない信仰心(私自身もカトリック信者だが)に敬服してきたが、この作品については失望したと言わざるを得ない。『病人』の章は病者に対する偏見と差別に満ちており、『乳房』においては、子供を生んで育てることこそが女性の義務であり幸せであるような表現、さらに「産まず女」(『おしゃれうまずめ』)という言葉にはさすがに辟易した。これが医者による発言ということに大いに問題がある。また『絵と音楽』における芸術批評は全くお粗末。絵や音楽は永井氏の専門外であり、おそらく現代芸術についての知識も鑑賞力も持ち合わせていないのであろうが、それならばこのように安易に芸術批評などするべきではない。
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