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四龍海城
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/07/22 |
JAN | 9784103299813 |
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四龍海城
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商品レビュー
3.7
51件のお客様レビュー
作者はどうしてこんな話を書くのだろうと思う。 失うことで成就する、純粋な愛? 確かにその気持ちが描きたいなら、このラストしかないのだろう。若干ピンとこない感じは、もしかしたらこの話を異性愛に置き換えたら、違ったものに感じられたのだろうか? うーん、異性愛だったらより凡庸に見えるの...
作者はどうしてこんな話を書くのだろうと思う。 失うことで成就する、純粋な愛? 確かにその気持ちが描きたいなら、このラストしかないのだろう。若干ピンとこない感じは、もしかしたらこの話を異性愛に置き換えたら、違ったものに感じられたのだろうか? うーん、異性愛だったらより凡庸に見えるのかもしれない。上川さんと天野さんのエピソードのように。この年代の男の子同士の友情だから(女の子同士の友情でも良かったんだろうけど)より純粋に感じられるのかもしれない。 でもそういう「純粋さ」を、今の僕は求めていなかったように思う。それこそ彼らの同年代だったら感動したのかもしれない。あるいは、そういう純粋さだったら、短編でなら楽しめたかもしれない。 長編では、より具体的なものへの執着と戦いを見たい。 そういう意味では、最初に読んだ『水底のスピカ』で、作者が女の子たちに最後まで戦いぬくことを求めていたのは、この現実世界において彼女が大切にしていって欲しいと信じているものだったように思う。
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「四龍海城」という北海道近海の謎の城に拉致されてきた男子中学生2人、城を出て日本に戻るには「出場料」が必要で、それが何かを探るうちに、2人の間に友情が生まれる。 いよいよ城を出られるときの2人のやりとりが切なかった。なんでああなるのよー!という思いでいっぱい。違う結末が見たかっ...
「四龍海城」という北海道近海の謎の城に拉致されてきた男子中学生2人、城を出て日本に戻るには「出場料」が必要で、それが何かを探るうちに、2人の間に友情が生まれる。 いよいよ城を出られるときの2人のやりとりが切なかった。なんでああなるのよー!という思いでいっぱい。違う結末が見たかった。
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切ない。苦しくなるラスト。 でもそれが美しく尊い… だいたいの謎解きができた後も、ラストはどうなるのかとハラハラ。 序~中盤の説明文が長くて挫折しそうになったけど、最後まで読んで良かった。 泣いた。
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