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聊斎志異 バベルの図書館10
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聊斎志異 バベルの図書館10

蒲松齢(著者), ホルヘ・ルイス・ボルヘス(著者)

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聊斎志異 バベルの図書館10

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1988/12/01
JAN 9784336025654

聊斎志異

¥990

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2024/01/22

勧善懲悪って訳でも無いけれど、悪いコトすると悪いコトが帰ってくるよー、みたいな話が多い。突然、全然関係無かった人が出て来たりもして、時々付いていけない。でも読みやすいし面白い。

Posted by ブクログ

2020/08/02

「バベルの図書館」を名乗るシリーズなのだから、中国文学が収録されていても何の不思議もないわけだが、中国文学の中でもボルヘスは『聊斎志異』を「中国の『千一夜』」と賞賛して、巻十を編んだ。 個人的に『聊斎志異』に初めて触れたのは南伸坊のマンガ『李白の月』だったように思う。いつか通読...

「バベルの図書館」を名乗るシリーズなのだから、中国文学が収録されていても何の不思議もないわけだが、中国文学の中でもボルヘスは『聊斎志異』を「中国の『千一夜』」と賞賛して、巻十を編んだ。 個人的に『聊斎志異』に初めて触れたのは南伸坊のマンガ『李白の月』だったように思う。いつか通読してみたいと思いつつ、果たせずにいる。ボルヘス厳選の14編と、中国が誇る稀代の奇書『紅楼夢』から 2つの短いエピソードを収録。単純素朴なテクストから顕れる、したたかな想像力を満喫。

Posted by ブクログ

2015/11/03

ボルヘス編纂「バベルの図書館」シリーズ。 中国の「聊斎志異」から十四編と、紅楼夢から二編。 聊斎とは作者の号で、「聊齋が怪異を記す」と言う意味だそうな。 死者が戻ってきたり生者が冥府へ行ったり、 人が虎になったり、 青鬼が美女の皮を被ったり… 虎や夢がテーマな作品が多いのは、ボ...

ボルヘス編纂「バベルの図書館」シリーズ。 中国の「聊斎志異」から十四編と、紅楼夢から二編。 聊斎とは作者の号で、「聊齋が怪異を記す」と言う意味だそうな。 死者が戻ってきたり生者が冥府へ行ったり、 人が虎になったり、 青鬼が美女の皮を被ったり… 虎や夢がテーマな作品が多いのは、ボルヘスの趣味だろう(笑) しかし死者と生者が入り混じるといってもラテンアメリカ文学や、欧米文学のそれらの書き方とは確かに明らかに違う。 中国の死後の世界の観念は現世の延長線のよう。 生きている間も賄賂だの依怙贔屓だの貧富の差だのに苦しめられた庶民たちが、 死んでからもあの世の官吏試験を受けて就任したり出世争いしたり、冥土の鬼たちは死者の袖の下次第で扱いが違ったり、虎に食われた死者は虎の手下としてこき使われたり…、幻想譚の割にはある意味夢がないな(ーー;) 相変わらずボルヘスの序文が素敵だ。 「P12 一国を表すのに、その国民の想像力ほど特徴的なものはない。小冊ながら本書は、この地上でもっとも古い文化の一つであると同時に、幻想小説へのもっとも異例な接近の一つを垣間見せてくれるのである」

Posted by ブクログ

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