- 中古
- 書籍
- 新書
完全犯罪の女 長編推理小説 カッパ・ノベルス
定価 ¥726
220円 定価より506円(69%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 1985/05/01 |
JAN | 9784334026028 |
- 書籍
- 新書
完全犯罪の女 長編推理小説
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
完全犯罪の女 長編推理小説
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387156745.html)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カトリーヌ・アルレーのような悪女もの。 29歳の3人、会社社長の後妻・娘・息子の嫁。本当の悪女は誰か。 読みやすく、とても面白かった。 (図書館)
Posted by
女性作家が書く悪女は怖い。なんか怖い。 その「なんか」の部分が、男性には足りない『情念』とかそういうことなのだろうか。 私の「おとうさま」......。 会社社長の西条宏助を殺そうとほくそ笑んでいる女。 倒叙形式の犯罪小説の体で書かれるオープニング。 『二転、三転のどんでん返し...
女性作家が書く悪女は怖い。なんか怖い。 その「なんか」の部分が、男性には足りない『情念』とかそういうことなのだろうか。 私の「おとうさま」......。 会社社長の西条宏助を殺そうとほくそ笑んでいる女。 倒叙形式の犯罪小説の体で書かれるオープニング。 『二転、三転のどんでん返し!』とは帯に書かれた文句で、まあ僕もそれを期待して読み始めた訳だが、そのどんでん返しが予想の斜め上をいく転がり方で驚いたというか圧倒された。 会社社長の父親に生前贈与を迫る兄妹。 金持ち一家の遺産相続のドロドロに端を発する惨劇が繰り広げられるのだが、現在の2時間ドラマでは使い古されたこの題材、青柳友子女史の筆では妙な説得力を持って語られる。 出てくる調度品やらシチュエーションが生々しくリアルで、そこが読んでいて面白かった。著者近影で見る彼女の風貌から、この人は本当にどこかの『ええとこのお嬢さん』なのではないかと思ってしまう。 ミステリ部分では、大胆な犯罪のアイディアに度肝を抜かれた。現実的にこのような犯行が可能であるかは疑問だが、それを補って余りある面白さがある。 後半のロマンティックなぶっ飛び方にも驚いたが嫌いではない。 悪の輝きがクールな締めもいい。 青柳友子。不思議な魅力を持った作家に出会ってしまった。
Posted by