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日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/07/15 |
| JAN | 9784104056033 |

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日本海軍400時間の証言
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商品レビュー
4.4
37件のお客様レビュー
「特攻作戦を生んだ「動機の純粋性」」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51789174.html
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戦後、当時の海軍メンバーにより開催された反省会のテープを通して戦時に日本海軍がどのような考えを持ち、どのように意思決定がなされていったのかを明らかにしていく書。テレビ放送は見ていないが、明らかにテレビとは違って細かな記述がおおく、それだけに本の厚みもある。 結論から言うと、「あ...
戦後、当時の海軍メンバーにより開催された反省会のテープを通して戦時に日本海軍がどのような考えを持ち、どのように意思決定がなされていったのかを明らかにしていく書。テレビ放送は見ていないが、明らかにテレビとは違って細かな記述がおおく、それだけに本の厚みもある。 結論から言うと、「あの時の空気に抗えなかった」等と戦犯たちが証言していたことは知っていたので、改めてうんざりすることになった。 意思決定の過程は非常に「雑」であったし、上層部が現場指揮官に責任を押し付けて天皇、そして自分たちを守るという(上層部は否定しても、まず有責であることは間違いない)、吐き気すら覚える展開だった。 そして、回天の説明箇所は驚愕だった。そんな兵器を今後作らないように、誰も乗ることのないように、犠牲の上に作られた社会に暮らす僕たちが、反省を次の時代に生かしていかないといけない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年刊。◆タイトルそのままでの叙述を期待すれば、肩透かしを食う。本書は同名のドキュメントTV/Nスペの制作秘話。ただ、それに止まらない。特攻作戦の組織的・兵装的準備が巷に流布されている時期よりも早期である点。あるいは、東京裁判における海軍の組織的隠蔽工作とその際に切り捨てられた現場責任者の存在も、座視しえない意義が感得できる。加えて、戦争開始の決断が海軍の組織保全・歳費獲得の手段であった点。これは近時指摘が多いが、等閑視すべきでないのは勿論。ともかく、本書に一読の価値あるのは間違いない。 もっとも、本書のようなTVドキュメントの制作秘話は史的検討には物足りず、これまでの歴史的通説を覆滅するかもしれない「海軍反省会」での討論を開陳するよりも価値やインパクトがあるかは疑問なしとしない。◆補足。海軍反省会は昭和55年ごろに、海軍の中堅士官を中心に、海軍の太平洋戦争における関わりと責任を非公開を前提にして討議し続けた私的な会合。会合を録音したテープの存在が開示され、あるいは発見・提供された。会の参加者は本TV放映時にも多くが鬼籍入り。また、本取材時にも続々と鬼籍入り。今しか書けないものであった。 もう一つ、制作者のブレーンによる述懐をあげる。非常に心に残ったので…。「自身は1944年生まれ。敗戦直後の記憶が生々しく『大日本帝国』が犯した罪やアメリカの恐ろしさを忘れることができない。あなたたちは戦後生まれなんで、そうした呪縛がない以上、もっと自由に、これからの問題として戦争について考えられるはず…。」「特攻を語る時は、冷徹に、冷徹に、語らないといけませんよ。特攻隊員に対する…涙は、心の底にぐっと抑え込んで、冷徹に事実を見る…。そうすることでしか、『戦争指導者側』に迫ることはできない。」と。深い…。
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