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ソロモン海戦 ガダルカナル海域の死闘
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ソロモン海戦 ガダルカナル海域の死闘

遠藤昭(著者), 原進(著者)

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ソロモン海戦 ガダルカナル海域の死闘

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 1983/08/01
JAN 9784383022637

ソロモン海戦 ガダルカナル海域の死闘

¥330

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2015/08/09

1942年、夏。ミッドウェーにて大敗を喫した日本の次の戦いの舞台は南西太平洋、ソロモン諸島。そのガダルカナル島の飛行場をめぐる陸海の攻防戦は太平洋戦争の勝敗を分ける運命の戦いだった。三式弾による飛行場砲撃を始めとして日本海軍は敢闘するが、貴重な高速戦艦・比叡と霧島を失い、輸送船や...

1942年、夏。ミッドウェーにて大敗を喫した日本の次の戦いの舞台は南西太平洋、ソロモン諸島。そのガダルカナル島の飛行場をめぐる陸海の攻防戦は太平洋戦争の勝敗を分ける運命の戦いだった。三式弾による飛行場砲撃を始めとして日本海軍は敢闘するが、貴重な高速戦艦・比叡と霧島を失い、輸送船や駆逐艦、戦闘機、そして貴重な兵士、搭乗員たちも犠牲となっていく…… その始まりから激闘の様子、また高速戦艦・比叡を例に艦の構造・通信・操舵・もろもろのシステムなども解説。太平洋戦争最大級の海戦、心して熟読せよ。 夏だ。夏らしい何かがしたいっ! 今年は戦後70年という節目なのもあるし、なので何か戦記を読もう! よし、ガダルカナル島の戦いに関する何かを読もう! 艦これの夏イベもだいたいそこらへんだし! ということで図書館にきたはいいものの何を借りればいいかわからず、検索結果を見てこれがよさそう、と思って借りたのがよかった。ガ島の戦いに至るまで、その始まり、第一次ソロモン海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン海戦における夕立たちの激闘、比叡の喪失、戦艦同士の戦い、苦渋のガダルカナル島撤退までの様子を記した一冊。途中、比叡の艦暦、および日本の高速戦艦(金剛型)について戦闘システム、防御機構、連絡・通信システム、操艦・操舵システムについて内容の三分の一ほど使ってかなり詳しく書かれています。 陸軍のガ島飛行場奪還作戦については一緒に借りてきた「その時歴史が動いた27」に収録されている「ガダルカナル島撤退、苦渋の決断」の方が概要を掴みやすかった。まずこちらを読んで大体の流れを把握。艦これはやっていても海戦史にはめっちゃ疎いわたくし、そもそもガダルカナル島の戦いとソロモン海戦が不分離であることも知らなかった。バカすぎる。バカといえば陸軍の無能さと慢心に憤慨しつつ、これまでにもんやりとした知識でしかなかったソロモン海戦の流れを掴んでなるほど!と頷いたり、地獄だったと名高い艦これ13秋イベ(E-4。私はそこまで行けなかったのだ)で何故金剛型と三式弾が重要だったのか、史実を知った上で攻略してみたかった、イベント楽しんでみたかった~! いや夜戦マップはノーサンキューですけど。戦記と言うよりは硬派な資料の本なんだけど、海戦の様子は本当に戦記小説を読んでいるような感じで、特に、夕立の処分を依頼した夕立艦長や、その最期を見ていた五月雨、比叡を助けられなかった雪風の様子はもうそれぞれぐっときました……艦これの方は、あんまし比叡好きな方ではないんだけど、今度から大事に使ってあげよう……!って思ったです。ちょうど夏イベがまたソロモンだし、きっと活躍の機会あるはずっ ガ島撤退のところで、極度の飢えの為にせっかく駆逐艦が迎えにきても中に入れる気力がなくて、入れても途中で海に落ちたりして死んでいってしまった……と言う記述に、ああ本当に地獄だったんだ、ガダルカナル島は……と息を飲んだ。海戦本だからガ島内地の様子は描かれてなかった。むしろ私が読むべきはそっちの方だったのかもしれないけど、この本だけでもその壮絶さが伝わってきた。もっと危機感をもって作戦を見直して、もっと早くガ島を撤退していれば、こうやって命を落とさなくても済んだのじゃないかと思うわけです。せっかくのチャンスだって逃しすぎだしい! 比叡の最期が終わってから5章くらいかけて比叡と高速戦艦、戦艦の通信方法や操舵について詳しく書かれているのですが、あんまり興味がなかったので流し読みに。けど艦橋って建物が今までいまいちピンときてなかった私には艦橋部分の解説は結構ためになりました。そもそもさ、戦艦はまあ現代じゃみれないから当然だけど、護衛艦はおろか、ふつうの客船ですらまともに見たことがないからぴんとこないのもしょうがないんだよなあ……ということで、艦艇の実物が見たくなりました。 共著の原氏は春雨に乗ってた方だとか。あ、そうそうこの本おもしろいんですけど、サボ沖夜戦で沈んだのは吹雪なのに叢雲になってたり、無傷だったのは瑞鶴だったのに翔鶴になってたり……そこが残念かな。他にもあったような気がするけど。古い本だから仕方ないかなー この第二次世界大戦ブックス、他にも読んでみたいなーまた何か気になることあったら借りよう!

Posted by ブクログ

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