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脱・同盟時代 総理官邸でイラクの自衛隊を統括した男の自省と対話

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
発売年月日 | 2011/07/12 |
JAN | 9784780304480 |
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脱・同盟時代
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2件のお客様レビュー
まだ読みかけなので、読みきったら改めて書き足したいと思います。この本を、この著者の本を手にとったきっかけは、先週(3月30日)、著者の柳澤氏の講演を聴き、質問をし、この人の語る言葉を他にも読んでみたいと思ったからだった。防衛官僚という言葉に僕はちょっと先入観を持っていたかもしれな...
まだ読みかけなので、読みきったら改めて書き足したいと思います。この本を、この著者の本を手にとったきっかけは、先週(3月30日)、著者の柳澤氏の講演を聴き、質問をし、この人の語る言葉を他にも読んでみたいと思ったからだった。防衛官僚という言葉に僕はちょっと先入観を持っていたかもしれなくて、その先入観には(官僚一般に対して抱く直感として)正しいかもしれないところもあるけれど、ずいぶんとかけ離れた、いわれのない偏見もあったなぁ、と反省したりもしました。 この本、次に回す先がもう決まっているので、速やかに読みきって、改めて感想を書き足したいな、と思っています。
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イラク戦争の内幕を知り抜いた男による自省の対話《赤松正雄の読書録ブログ》 イラク戦争をどうみるか―かつての難題に真正面から取り組んだ知的営みが出版物となった。柳澤協二編『脱・同盟時代』である。サブタイトルは「総理官邸でイラクの自衛隊を統括した男の自省と対話」とある。元防衛庁の...
イラク戦争の内幕を知り抜いた男による自省の対話《赤松正雄の読書録ブログ》 イラク戦争をどうみるか―かつての難題に真正面から取り組んだ知的営みが出版物となった。柳澤協二編『脱・同盟時代』である。サブタイトルは「総理官邸でイラクの自衛隊を統括した男の自省と対話」とある。元防衛庁の高官にして、内閣府の官房副長官補という要職にあった柳澤氏とは、長い付き合いになる。イラク戦争が起こった時にいかに政府の立場を擁護するかとのスタンスで物事を判断したり、あるいはインド洋に海上自衛隊の補給艦を出すに際して、どう理論武装するかなどの仕事をしてきた人物である。その人物が第一線から退いて自分の役人時代の取り組みを書きだしたということで、少なからず物議を醸したのが、前作『抑止力を問う』だった(沖縄・普天間基地問題を考える上でこれも大いに参考になる)。 前作もそうだが、今度の本も専門家ら6人との対談から成り立っている。寺島実郎(日本総研会長)、植木(川勝)千可子(早大教授)氏らだ。実は、このイラク戦争については政府は勿論のこと、民主党も自民党も全く総括の作業をしていない。しているのは公明党だけ。私が中心になって一昨年の衆議院議員選挙の敗北を受けて、党内で議論したものをまとめた(その所産は、『公明』2010年6月号に掲載されている)。 柳澤氏や寺島実郎氏らは対談で、日本が独自の戦略を持たずにアメリカのいうがままの外交姿勢を保ち続けている実態を余すことなく様々な角度から描いている。政府のかつての政策担当者が過去の自らの誤りを正直に告白している場面の続出に、胸つまる思いがするかつての与党政治家はそれなりにいよう。かくいう私も一翼ならぬ一端をになってきた責任もあり、生唾を呑む場面も多い。 民主党政権に交代して2年。当初みせた日米同盟を見直す方向はまやかしで、結局外交・安保政策は元に戻った感が強い。日米同盟が新たな展開を示すのは、まだ相当な時間がかかるように思われる。脱同盟といくかどうか、そのあたりを追い求める柳澤氏のこれからの知的作業は注目に値すると言えよう。
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