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ドーヴァー(2) ハヤカワ・ミステリ968
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 1988/11/01 |
JAN | 9784150009687 |
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ドーヴァー(2)
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図書館で借りた本の黄変ぶりに時代の流れを感じた・・で、これは廃版とか。 惜しむファンがいても当然な仕上がり。 迷❓コンビを思わせるドーヴァー主任警部とマグレガー部長刑事。 2作目からは行った訳だが、結構すんなり乗れる。と言うのも、何かにつけて迷走が多いドーヴァーに対し 掛け合い...
図書館で借りた本の黄変ぶりに時代の流れを感じた・・で、これは廃版とか。 惜しむファンがいても当然な仕上がり。 迷❓コンビを思わせるドーヴァー主任警部とマグレガー部長刑事。 2作目からは行った訳だが、結構すんなり乗れる。と言うのも、何かにつけて迷走が多いドーヴァーに対し 掛け合い漫才的な刑事の受け答えがかつての日々を思わせるから。 それにしても英国の七面倒くささ(国民はそれの裏打ちであるプライド故にその状況を愛しているニュアンスありあり)宗教対立等単なるミステリーを超えた「国民と国が描かれている」のは面白い。 ミス・マープル然り、ホームズ然り。 新聞記事が命名した「眠れる美女」事件と「再度、眠りにつく」事件 解決したといえばそれまでなのだが、ブラックユーモアのスパイスがよく聞いていて、さすが英国ミステリと思わせられた。
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意識不明の重体を追った女性が、8ヶ月後に本当の眠りにつく、という発端は、あとになっておもしろい展開を見せる。そういった点でも、作者の本格ミステリ作家としてのセンスを感じさせる。一種の不可能殺人の話と、一風変わった状況での殺人が、微妙に重なるような設定は興味深く、他にはあまり読んだ...
意識不明の重体を追った女性が、8ヶ月後に本当の眠りにつく、という発端は、あとになっておもしろい展開を見せる。そういった点でも、作者の本格ミステリ作家としてのセンスを感じさせる。一種の不可能殺人の話と、一風変わった状況での殺人が、微妙に重なるような設定は興味深く、他にはあまり読んだことのないような話だと思う。 最悪の迷探偵と言われるドーヴァー主任警部だけど、途中で見せるひらめきはなかなかの探偵ぶりである。確かに、とんでもない空振りをいくつかしてしまうのだけど、それも、ある意味では「いくつもの解決が提示されては否定される、高度な本格ミステリ」と言っていいと思う。どの解決も、それほど妙なものではないのだ(外れではあるけれど)。 ただし、ドーヴァー主任警部のはた迷惑な仕事ぶりと性格は、前作を上回っている。解決そのものは前作よりもおとなしいと言えばそうなのだが、解決の仕方そのものが、ミステリのパロディのような画期的な展開で、なかなかに驚かされる。全体としては、ちょっとブラックなユーモアに彩られた、真のしっかりした本格推理小説である。
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頭を撃たれて8ヶ月も意識不明だった女性が亡くなった。 傷害事件は殺人事件となり、ドーヴァーとマクレガーが捜査に差し向けられる。 1作目よりもキャラが立っていて面白かった。 ドーヴァーのいい加減ぶりがいい感じになってきている。 反面マクレガーが没個性的で勿体無い。 この先に期待か...
頭を撃たれて8ヶ月も意識不明だった女性が亡くなった。 傷害事件は殺人事件となり、ドーヴァーとマクレガーが捜査に差し向けられる。 1作目よりもキャラが立っていて面白かった。 ドーヴァーのいい加減ぶりがいい感じになってきている。 反面マクレガーが没個性的で勿体無い。 この先に期待かな。
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