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突然炎のごとく ハヤカワ文庫
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突然炎のごとく ハヤカワ文庫

アンリ・ピエール・ロシェ(著者), 伊東守男(著者)

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突然炎のごとく ハヤカワ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1990/04/30
JAN 9784150400194

突然炎のごとく

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2013/03/13

ジャンヌ・モローのアンニュイな艶っぽさが好き… 監督ルイ・マルが撮った「死刑台のエレベーター」「恋人たち」も 捨て難いけど…彼女の出演作を唯一残すとしたら、 やっぱりトリュフォーの「突然炎のごとく」だなぁ~ この映画の原作が文庫になっていたと知り読んでみました! ラストシーンに...

ジャンヌ・モローのアンニュイな艶っぽさが好き… 監督ルイ・マルが撮った「死刑台のエレベーター」「恋人たち」も 捨て難いけど…彼女の出演作を唯一残すとしたら、 やっぱりトリュフォーの「突然炎のごとく」だなぁ~ この映画の原作が文庫になっていたと知り読んでみました! ラストシーンにつながる登場人物の心の変遷が、 文章としてどうあらわされているかが気になったのです… う~む…やはり謎なのです… 作中にこんな一節がありました… ―カートは「愛は一瞬しか続かないわ」と言っていたが、  その一瞬はつねに繰り返されるのだ。  「愛とは人間があたがいに課し合う制裁なのだ」とは  ジュールの言葉だったが。 相対しながら反目し続けることこそが、 男女間の愛なのでしょうか…? いや、そうした胸の炎を 抱えつつ…やはり、自分の心も、相手の気持ちも そうして二人の未来さえも… 制御しようとする錯乱が、最後の場面につながった… そんなふうにも思えたのです。 小説にも映画にも 色濃く見られる、暗澹たる陰影は、 死を見据えて、つかの間に燃え盛る炎のよう… 著者は、本作を74歳にしてものにしたといいます… 恋愛のディティールを、その歳にして描いた著者の心中には、 やはり、いくつになっても変わることのない人の心の 普遍の性があるのでしょう。 枯れながらきらびやかな逸品です!

Posted by ブクログ

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