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人間の運命(3)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1992/06/01 |
JAN | 9784101072074 |
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人間の運命(3)
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第三巻では、官僚になった次郎の生活を記している。その生活は、醜いポスト争いや芸者遊びばかりのものだ。清廉潔白な次郎からすれば、苦痛以外のなにものでもない。そして、想い人・加寿子との別れ...。このままの生活でいいのだろうか...?悩んだ次郎は、遂に2つの決心をする。留学と結婚だ。...
第三巻では、官僚になった次郎の生活を記している。その生活は、醜いポスト争いや芸者遊びばかりのものだ。清廉潔白な次郎からすれば、苦痛以外のなにものでもない。そして、想い人・加寿子との別れ...。このままの生活でいいのだろうか...?悩んだ次郎は、遂に2つの決心をする。留学と結婚だ。留学はもともと希望していたものだった(もう少し早ければ...!)。結婚は、養父・田部氏に背中を押されたものだから、次郎本人はあまり乗り気ではない。だが、有田家(妻の実家)の人びとの善さを次郎は認められた。あとは新妻・節子との仲であるが...以下、第四巻に続く。 次郎はどうやら女性との付き合いが不得手のようだ。秋田の芸者・小鶴の振り方を見ても、それが分かる。彼の一高生的な性格、つまり、自立心の強さとプライドの高さが、恋愛関係においてはマイナスになっているようだ。節子との不和が暗示されるくだりで本書は終わっているだけに、今後の結婚生活が気になる。
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